石川遼、マスターズ出場決定に「ありがたく、うれしい」
石川遼、「初賞金で友達にお土産を買いたい!」
7日、パールオープン開幕を翌日に控え、会場のパールCCではプロアマ戦が行われたが、これに先立って、選手の中からはただ一人、石川遼が共同記者会見に招かれた。大勢の日本報道陣が取り囲む石川は、海外メディアから見ても注目の選手。「USツアーでの目標は?好きな選手は?」など、外国人記者から様々な質問が飛んだ。
通訳が同席したものの、英語の質問を聞き取るとそのまま英語で返答するなど、高校1年生ながら、なかなかの語学力を披露した石川。途中、英語で答えようとして1分近く考え込む場面もあったが、その熱意が伝わったのか、30分の予定で行われた会見が終わってからも、外国人記者の質問攻めにあっていた。
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「オーストラリアの結果はそんなにショックではない」という石川。「体調、ゴルフともにバッチリでしたが、あの試合では自分のゴルフが通用しなかった」と冷静に分析する。まだ自分はプロで通用する程上手くないという訳だ。
「プロになろうと思ったのは、練習環境が素晴らしかったから」と、マスターズ優勝という大目標に向けて、最短距離でひた走る。「(ミシェル・ウィーやタッド藤川の事を考えると)ちょっと心配だけど、僕はゴルフが上手くなりたいというだけなので、(プロになっても)特に変わりはないです」という。
この日は、プロになって初めてのプロアマ戦という大役も立派にこなした。まだ、ドライバーが左に曲がるなど、いくつかの課題は浮き彫りとなったが、石川にとってはすべてが上達に向けての経験だ。いよいよ明日からトーナメントが開幕する。予選を通過して初めての賞金を獲得したら、「友達にお土産を買って帰りたい」と笑顔を見せた。
◇番組告知/全英予選、パールオープンを追ったドキュメンタリー
「石川遼、16歳の夢」
(2月17日0:35~1:30 テレビ朝日系関東ローカル)