石川遼、マスターズ出場決定に「ありがたく、うれしい」
石川遼、メジャーの始球式に登板
26日、石川遼(16=パナソニック)がMLB開幕シリーズ第2戦「レッドソックス対アスレティックス」の始球式に登板した。
5万人の観客を前にレッドソックスの18番、松坂大輔のユニフォーム姿で登場した石川は、キャッチャーのサインに3回首を振るなど余裕のパフォーマンス。時速94km/h、内角高めのボール球をキャッチャーミットに投げ込んだ。
<< 下に続く >>
「毎日キャッチボールしています」「人生で一番緊張しそう」この日に至るまで、自身のブログでは連日のように不安な胸の内を打ち明けていた石川は、投球終了後、両手を上げてマウンド上で3回ジャンプ。観客の拍手に応え、「最高です」と満面の笑みを見せた。
今週の土日には、プロとして初めての国内大会となる「G-ONEオープン」に出場する石川。「ゴルフの調子は良いので、あと2日間でさらに調子を良くして絶好調で臨みたい」と本業での活躍を誓った。
【石川遼、始球式後の一問一答】
(野球経験は?)
「野球っていう野球はやっていないです。自分が投げさせてもらうって決まってから、一生懸命練習しました。」
(松坂大輔について)
「スポーツマンとして尊敬できます。2度会って話をしましたが、本当に尊敬できる人です。僕も松坂さんのように、世界で活躍できるスポーツマンになりたいですね。」
(球速94kmでした)
「あー(と残念そう)、でも、いつかまたこういう機会があれば、チャレンジしたいです。フォームはゴルフの参考にできる点があるけど、まだまだ手首の使い方とかタメの作り方がだめですね。短い間だけど、しっかりまっすぐ投げられるようになって、後でテレビで自分のフォームを見るのは恥ずかしいけど、次は100km/hを超えられるように頑張りたいです。」
(5万人の観客というのは?)
「これが5万人かぁと思いました。今まで経験したことがないですし、気持ち良かったです。人の多さにはびっくりしましたね。野球を見に来る人にも、あの人はゴルフをやっている人だということを少しでも知ってもらって、良ければゴルフ場にも来て欲しいです。」
(今週は日本でのプロデビュー戦ですが)
「今、ゴルフの調子が良いので試合が楽しみです。この2日間でもっと調子が良くなるように練習して、絶好調で臨みたいです。」
(東建までの予定は?)
「4月に入ってからは、これまでやったことのないコースの練習ラウンドをするつもりです。つるやとか、中クラとか。知らないコースをなるべく回りたいです。」