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42位タイで終えた石川遼、2ペナで「頭が真っ白に…」

国内男子のミニツアー「G-ONEオープン」最終日を首位タイで迎えた石川遼は、笑顔で大会を終えることはできなかった。

昨年のプロトーナメントで、最終日に大崩れした時もあった。最下位に終わった時もあった。しかし、「終わった後の悔しさが、一番大きな大会でした」と感想を述べた石川。「自分が経験したことがないほど追い込まれた場面での、状況判断に対する未熟さを知りました」と、14番ホールでの悪夢の「9打」を振り返った。

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左の林に打ち込んだ1打目は、木の根元へ。ここで素振りをした時、クラブが木の枝に当たって枝が折れ、これが「ライの改善」とみなされて2ペナルティ。その後も林から1発で抜け出せず、6打目もバンカーに入れるなど、7オン2パットとした。「2ペナを受けた瞬間、頭が真っ白になりました。あのようなペナルティは初めて」と、スコアを崩す原因ともなった瞬間を苦々しく振り返った。「14番のティショットで良いスイングができるかできないか。そこで明暗が分かれたと思います」。

後半からスイングが乱れた原因については、「昨日は右ヒザだけに注意してスイングしていたのに、今日はその気持ちが昨日より緩かった。フェアウェイに置きたいという結果ばかりを求めて、ボールに合わせてしまいました。悪い癖です」と自己分析。また、「昨日と同じくらいのゴルフができていれば優勝のチャンスもあったはず。悔しいです。2日間続けて(良いプレーが)できないのが、自分のまだまだのところ」と、反省の弁は尽きなかった。

次戦は、4月17日(木)に迫った国内ツアー開幕戦「東建ホームメイトカップ」。この日の反省を活かし、精神的にも技術的にもより成長した石川の姿を期待したい。

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