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遼「寂しいです」、「67」も2打及ばず予選落ち

「マンシングウェアオープンKSBカップ」2日目の石川遼。初日6オーバーの出遅れを取り戻したい石川だが、10番スタートのこの日、10番、11番とティショットが右へ飛び出す不安な立ち上がり。しかし、序盤の5ホールをパープレイで切り抜けると、徐々にドライバーがフェアウェイを捉え始めた。

15番パー5でこの日初めてのバーディを奪うと、上がり4ホールを3バーディ1ボギー。18番パー5では、ピンまで残り265ヤードの第2打を5Wでピン左6mにつけるスーパーショットで詰め掛けたギャラリーを沸かせた。

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前半2つスコアを伸ばした石川は、折り返した5番パー5でまたもや5Wで2オンに成功すると、2段グリーンの下から約10mのイーグルパットを沈め、この日一番の歓声を浴びる。「5番は一番クラブハウスから遠いし、歩くのも疲れる。それでも、付いて来てくれたギャラリーの気持ちは分かっているので、本当に嬉しかった」という石川。続く6番でも3mのバーディパットを沈め、右腕で力強いガッツポーズ。この時点で通算1オーバーとし、予選突破へ気合を漲らせた。

残り4ホール。7番パー3でもピン下3mにつけた石川だが、このバーディパットは惜しくもカップに蹴られてしまう。8番、9番と5m程のバーディチャンスにつけたが決めきれず、結局通算1オーバーでホールアウト。予選通過には2打及ばなかった。

「今日は出だしから良いスタートが出来なかったけど、途中で修正できた内容の濃い、良いラウンドでした。ドライバーの安定感も出てきて、バーディパットの距離も短く、チャンスに多くついて、そのチャンスを活かせました。

今日の朝、ドライバーのシャフトを変えました。(45.25→45インチ)今日は早い段階でスイングスピードが出てきたし、早くバーディが来て、昨日とは別人のようなゴルフが出来ました。昨日より11打少ない!同じコース、コンディションでこれだけ変わるんですね。

苦しい位置からのスタートとしては良いゴルフが出来たと思う。精神的にもきつい位置なので、自分としては良かったと思う。

あと2日、本当にプレーしたかった。さみしいっすね。パターが良ければ…。上がり3ホールで2個バーディを獲っていれば最高のラウンドになっていたけど…。試練とは思わない。思ったとおりのショットも打てているし、楽しかったし、自信になります。

今日のゴルフを振り返ると、来週の月曜日(全米オープン予選会)がすごい楽しみです。万全の状態で臨めると思うので、結果を求めて行きたいです」。

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