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石川遼、4試合連続の予選落ちに「気持ちの弱さを学んだ」

「三菱ダイヤモンドカップゴルフ」2日目を、4オーバーの88位タイで迎えた石川遼。予選カットラインは60位タイ、スコアを伸ばす必要に迫られるラウンドだったが、前半はティショットの乱れが目立ち、1バーディ、3ボギー、1ダブルボギー。通算8オーバーと4ストローク落とし、後半へと折り返した。前日、「結果は考えずに思い切りよくスイングする」ことを誓った石川だったが、「前半は、まだフェアウェイに置きたい気持ちが残っていた。それが微妙にスイングを狂わせたのだと思います」と、不調の原因を指摘した。

「10番ですごく良いティショットが打てた」という後半に入ると、ショットは復調の兆しを見せ、フェアウェイを捉え始める。「まだまだ諦める位置ではなかったし、自分は挑戦者だと改めて強く思えた」と、意識改革と共にフルスイングが戻ってきた後半は、3バーディ、1ボギー。「後半は2アンダーで回れて、気持ち良く終えられた」と振り返ったが、結果的には通算6オーバーの95位タイ。4試合連続の予選落ちを喫した。

本来のプレースタイルである“攻めのゴルフ”に徹し切れなかったことに対し、「自分の気持ちの弱さを、このコースから学びました」と総括した石川。この後は2週間のオープンウィークを経て「ミズノオープンよみうりクラシック」(6月19日~)に出場する。「リフレッシュは、水曜日(釣り)に十分しました。厳しく、しっかりと真剣にゴルフに向き合って、逃げることなく練習をしたいです。1日でも無駄にしません。無駄にしたら負ける、という気持ちで気合を入れて過ごしたいです」と、悲壮の決意を固めていた。

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