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石川遼、メジャー開幕を前にガラガラ声で会見

国内男子ツアーのメジャー第2戦「UBS日本ゴルフツアー選手権」開幕を翌日に控えた2日(水)、石川遼は練習ラウンドをこなし、最後の調整を行った。

会見場で、まるで別人のような声で質問に答える石川。今週はじめに風邪をこじらせ、火曜日に行われたプロアマ戦では、体調を崩しながらも何とかラウンドをこなした。ホールアウト後のテレビインタビューや記者会見、表彰式はすべてキャンセル。病院へと直行し、点滴を打つなどの処置を受けた。

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この日の指定練習日は、午後12時近くに1番ティからラウンドを開始。「切りが良かったし、念のため」と、6ホールでラウンドを打ち切った。「昨日の夜は7時ごろに寝て、今朝は6時に起きました。体にだるさはないし、1ラウンドできるくらい」と体調回復をアピール。熱も平熱に戻ったようで、「頭痛も疲れもありません。(風邪により)有利とか不利とか関係ないくらい、べストな状態に戻っています」と、嗄れた声を絞り出しながら、にこやかに話した。

また、初日、2日目と同組でラウンドする韓国出身の17歳、ノ・スンヨルに言及。「2年前の日韓対抗戦で負けて、悔し泣きしました。すごく悔しかったので良く覚えています。あのころの事を思い出せば、より気合が入ると思います」と石川。今年がプロデビューで、しかも韓国ツアー史上最年少プロと、国籍と主戦場は異なるが自分自身と共通点の多い天才ゴルファーに、対抗意識を燃やしていた。

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