石川遼、マスターズ出場決定に「ありがたく、うれしい」
石川遼に大先輩の杉原輝雄がアイアンショットを伝授
今季から新規開催となる男子ツアー「アジアパシフィックオープンゴルフチャンピオンシップ パナソニックオープン」の記者発表が、開催コースの茨木カンツリークラブ(大阪府)で、8月18日に行われた。その発表に先立ち、杉原輝雄、宮本勝昌、石川遼の3選手による練習ラウンドが報道関係者に公開された。
石川と宮本は、これまで何度か同組でのラウンドがあったが、杉原と石川のラウンドは初めて。茨木カンツリーは、杉原が研修生時代を過ごしたゆかりの地でもあり、コースマネジメントのアドバイスに、石川が大きくうなずく場面もあった。
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「このコースは何度も回っていますが、杉原さんから、ここはこう攻めたほうがいい、などと言ってもらえると、自分でもそう感じていたことが、本当に納得できます」と石川。途中、杉原からグリーンを狙うアイアンショットにも貴重な助言があった。7番アイアンか6番アイアンかで迷った石川が、7番を選んでグリーン左に外したときだった。
「迷って小さめのクラブを選んだときに、どうしても強く打って左に外すことが多いんです」という石川に、「グリーンを狙うときは、もっとハンドファーストに構えて、上からドンと打つのや」と杉原が指摘した。
「杉原さんから、アイアンにはアイアンの仕事をさせる、と教えてもらいました。アドレスの手の位置を変えるだけで、球筋が変わりました。もっと練習して、何年かかってもいいから、マスターしたい技術です」と石川は、大先輩の助言に目を輝かせた。
9月25日から行われる同オープンでは、ホストプロを務める石川。「プロ1年目の僕が1年目の大会でホストを務めるのは、何かが起きる予感がします。特別な1週間になると思うし、思い出に残るトーナメントになればと期待しています」と意欲を語った。
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