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石川遼、ドライバーショットに不安も、2日連続のアンダーパーに納得!

関西オープン2日目を迎えた石川遼。この日は朝から涼しい風がコース内を吹きぬけ、8月とは思えない絶好のゴルフ日和となった。石川がスタートした8時36分は、肌寒ささえ感じるほどの気温だった。

1番パー5、ドライバーでのティショットは、ほんの少し左方向に飛び出した。「やばい、とは思いましたが、池までは届かないかな・・・」と思ったという石川だが、ボールは池の手前のラフで跳ねると、そのまま池の中に姿を消した。初日はノーボギーでラウンドし、自身も珍しいラウンドと話すが、2日目はスタートホールでボギーを叩いてしまった。

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その後はショットも立ち直り、ラフには入れるがアイアンショットやアプローチのリカバリーでパーを拾う。そして、6番パー5もティショットではフェアウェイを捉えなれなかったが、3打目のアプローチでピンまで50センチに寄せバーディ。7番もラフからの2打目でピン奥1.5mに付け連続バーディを奪った。

後半も2つのバーディを奪うが、いずれもパー3。17番のパー3ではピン手前4mに付けると、久しぶりにスパイダーマンポーズでラインを読みきり、この時点で10アンダーまでスコアを伸ばした。ところが最終18番はティショットが右サイドのバンカーに捕まり、2打目は20ヤード先に出すだけ。3打目も大きくショートしダブルボギーの可能性もあったが、2メートルのボギーパットをねじ込み通算9アンダーでホールアウトした。

「結果だけを振り返ると2アンダーというスコアで悪いとは思えません。しかしショット、特にドライバーショットが不安定でした。明日への課題が1つできたかなと思います。スタートの1番での池ポチャは気にしていません。最後はダボにはしたくなかったのでボギーでよかった。2日間アンダーパーでラウンドできたことは満足しています。明日からは自分の課題でもあるドライバーショットに集中してオーバーパーは叩かないようにしたいです」。

予選2日間を終えて単独首位に立つのは、今季開幕戦の「東建ホームメイトカップ」以来。開幕戦では最終日にスコアを伸ばせず5位タイに終わったが、今回は2位に4打差をつけているので、このまま逃げ切る可能性も高い。16歳の石川にとって、プロ転向後の初優勝まで残るは36ホールだ。

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