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「酷いラウンドでした」 石川遼は大きく出遅れる

4試合連続で予選突破中の石川遼は、今週「ANAオープンゴルフトーナメント」で今季13試合目を迎えた。前日のプロアマ戦ではドライバーが絶好調で、「この調子なら、スコアを落とすことはほとんど考えられない」と自信をのぞかせていた。しかし、初日は本人の予想を大きく裏切る結果となった。

スタートホールの10番パー4で、ティショットを右に曲げて林へ。2打目も出し切れずにラフにつかまり、ボギースタートとする。「あれくらいの曲がりは想定の範囲内でしたが、パーは獲れたと思います。朝から良い流れをつくっていかないと…」と、出だしのミスを悔やんだ。その後はショットとパットがかみ合わず、パーでしのぐ展開が続いて迎えた18番。パーオンしたものの、1メートル弱のパーパットを外し、3パットのボギーとしてしまう。

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2オーバーで折り返した石川は、1番パー4でピン右3.5メートルにつけるバーディチャンス。しかし、ここからまさかの3パットを犯して連続ボギー。「(連続3パットは)バーディチャンスでもあったのに、今日の悪かったところですね」と反省しきりだった。その後2バーディを奪ったものの、最終的には2バーディ、4ボギー、1ダブルボギーの「76」。4オーバーの106位タイと大きく出遅れる結果となった。

「酷いラウンドでした。ダラダラしたプレーだったかな。自分でも分かっていたけど、気持ちだけでは流れを変えるのは難しいですね」と肩を落とした。昨日、一昨日のオフタイムはフットサルに興じたが、「もう気分転換はいりません。練習して調子が良くなることで、気分が変われると思いますし。練習あるのみです」。自身初のホストプロ、17歳になって迎える初戦と、初モノ尽くしの今週だったが、早くも窮地に立たされた。

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