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石川遼は2週連続で予選落ちに終わる

「アジアパシフィック パナソニックオープン」2日目は日没サスペンデッドとなり、第2ラウンドの残りは翌27日(土)の午前6時53分に再開された。石川遼は13番ティショットから再開。通算6オーバーで残り6ホール、予選カットラインはイーブンパー以上が予想される。「茨木の6ホールで6アンダー、7アンダーは難しいと思っていた」と、自身も僅かな望みをかけてのスタートとなった。

最低でも全ホールバーディが求められる中、13番パー4はラフからの2打目がグリーンに届かず、2オン2パットのパー。続く14番パー3もパーに終わり、「13番、14番でパーだった時点で、予選通過はできないと思った」と石川。それでも「気持ち的には切れていなかったし、次に続くようにと集中はできていた」と、17番でボギーを叩いた後の最終18番パー5では、約2メートルを沈めてバーディ。通算6オーバーの110位タイと予選落ちに終わったが、待ち受けていたギャラリーを沸かせてのフィニッシュだった。

先週に続き、初日の出遅れが大きく響いての予選落ち。「初日の気持ちの持ちようが掴めていなくて、“この気持ちで”というものがない」と、メンタル面での課題を挙げていた。次週は、スポンサー契約を結ぶコカ・コーラが主催の「コカ・コーラ東海クラシック」。大事な試合が続くが、「調子は悪くないから、チャンスはあると思う。初日を大切にしたい」と、気持ちを切り替えていた。

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