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石川遼、4連続バーディで予選突破!成長の跡を見せた!

「ブリヂストンオープン」2日目を、イーブンパーの57位タイで迎えた石川遼。昨年は予選落ちを喫しており「何が何でも予選を通ろう」と思いながらプレーしたと振り返る石川は、2番パー5で幸先良くバーディを奪う。しかし、直後の3番パー4ではティショットを左ラフに打ち込むと、2打目は手前バンカーへ。3打目もショートし、4オン2パットのダブルボギーとしてしまう。7番でもボギーを叩き、2ストローク落として前半を終えた。

予選落ちが現実味を帯びてきた後半、ここから石川は別人のようなプレーを見せる。「ドライバーだけに集中した」という10番パー4、「良いショットが打てて、2打目も落ち着いて打てました」と、ピンそば3メートルにナイスオン。「入れて気持ちを乗せて行こうと思った」と、これを沈めバーディを奪うと、「あそこから(エンジンが)かかった感じですね」と、その後11、12、13番でも2~3メートルにパーオンし、ツアーでは自身初となる4連続バーディを奪取。一気に予選落ちのピンチから脱する。

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その後、最終18番パー5では4打目をグリーン手前の池に入れ、ウォーターショットを試みるなどダブルボギー。荒れたフィニッシュとなったが、通算1アンダーの40位タイで予選突破を果たした。「昨日も今日もバーディが多かった(初日1イーグル4バーディ、2日目6バーディ)ので、納得のゴルフです」と石川。「調子は良いので、できるだけ多くラウンドをこなして、自分の技術を磨きたい。今日終わるのと、土日プレーできるのでは大違い」と喜びの表情を見せた。

「今日はショットで『日本オープン』と同じリズムを意識した」という石川。昨日はアドレスから始動までの時間が「日本オープン」時に比べて「2~3秒速かった」という。「今日もちょっとタイミングが合っていませんでしたが、明日は雨も降らないですし。明日の3日目が大事なので、最終日にモチベーションが上がる位置で終えたいですね」。決勝ラウンドでも、バーディを量産できるか楽しみだ。

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