「マイナビABCチャンピオンシップ」初日のスコア
2019年 マイナビABCチャンピオンシップ
期間:10/31〜11/03 場所:ABCゴルフ倶楽部(兵庫)
阿久津未来也「負けていられない」 アマV古江彩佳にライバル心
◇国内男子◇マイナビABC選手権 初日(31日)◇ABCゴルフ倶楽部(兵庫県)◇7200yd(パー72)
大会初出場で24歳の阿久津未来也(あくつ・みきや)が7バーディ、3ボギーの「68」で回り、首位に3打差の4アンダー9位でスタートした。終盤16番(パー3)から2連続バーディを奪って首位に迫り、「難しいホールで2つ獲れて上りが良かった」と納得の締めくくりとなった。
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日大に在学中の2016年に「日本学生ゴルフ選手権」を制し、同年末にプロ転向。翌17年のプロテストに合格し、昨年末のファイナルQTで38位に入り今季の出場権を手にした。その初戦となった7月「日本ゴルフツアー選手権」で12位に入るなど夏場に好成績を収め、現在の賞金ランキングは66位。来季シードが得られる65位以内を目前にしてシーズン終盤を戦っている。
栃木県で生まれ、静岡県で大学生活を過ごし、2017年から兵庫県の六甲国際ゴルフ倶楽部に所属する同県は「第三の故郷」。今週は応援に来ているという同コース関係者の存在に、「頑張らないといけない」とモチベーションにもなっているようだ。
さらに、阿久津が気張る理由がもうひとつ。かつて研修生として同コースに勤務していた古江彩佳が2週前の国内女子ツアー「富士通レディース」でアマチュア優勝を果たした。
古江は2日前にプロ転向を表明し、5つ年下の後輩ながら同じ立場に。「大きな差が開いたが、れっきとしたプロだし負けていられない」と、今週プロデビューする19歳へのライバル心をあらわにした。(兵庫県加東市/塚田達也)
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