石川遼、マスターズ出場決定に「ありがたく、うれしい」
石川遼、3連続バーディで7位タイの好スタート!
国内男子ツアー最終戦「ゴルフ日本シリーズJTカップ」に出場している石川遼。昨年はアマチュアとしてツアー優勝を果たしたため、アマチュアのままこの大会に出場した。そして今年はプロになって1勝を上げ、堂々と2年連続出場を果たしている。
「昨年は自分がこの場所に居て本当にいいのか場違いな感じがしていた。でも今年はランキングでもしっかり25位以内に入れての出場なので、それなりに自信を持ってプレーできているかな」と話す石川。初日のラウンドでは、前半を1バーディ、1ボギーのイーブンパーで折り返すが、後半に11番から3連続バーディを奪い、3アンダー7位タイの好スタートを切っている。
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11番パー4は、210ヤードの2打目を4番アイアンでピンの右横3mにつけバーディ。12番パー4では2打目でグリーン奥のカラーに置くと、そこからパターで5mを沈めバーディ。さらに13番パー4でも、ティショットを左のラフに入れたが、105ヤードの2打目をアプローチウェッジでピンの左1.5mに乗せてバーディを奪った。
この日の石川はラッキーもあった。距離の長い4番はティショットを右のラフに打ち込み、2打目はフェアウェイに出すだけ。残り120ヤードの3打目もグリーンをオーバーしカラーに止まった。ここから13mをパットでねじ込みパーセーブ。10番では2打目を左にひっかけ、崖下の17番バンカー脇からパーをセーブ。
さらに最終18番パー3はグリーン手前のラフからの2打目がピン奥6mについた。下りのデリケートなタッチが要求されるパーパットは、打った瞬間「強い!」というギャラリーの声を聞きドキッとしたというが、石川の読み通りにボールが転がりパーをセーブすることができた。
前半4番まではティショットがまっすぐに飛ばず「今日でこの試合が終わるかもしれないと思いました・・・」石川の言う「終わる」とは、優勝争いに絡めなくなるということ。2日目のラウンドも、優勝争いに加われる位置をキープすることが目標だという。石川は2日目に片山晋呉、谷口拓也と9時50分にスタートする予定だ。