小平智 2週連続予選落ちも“日本”へ前向き
2019年 ゴルフ日本シリーズJTカップ
期間:12/05〜12/08 場所:東京よみうりカントリークラブ(東京)
小平智が国内最終戦へ意気込み「連覇できる人は僕しかいない」
国内男子ツアーの今季最終戦「ゴルフ日本シリーズJTカップ」の主催者は7日、米ツアーを主戦場にする小平智が「前年度優勝者」の資格により12月5日(木)に開幕する同大会に出場すると発表した。JTカップは今季優勝者、賞金ランキング上位など30人に限られるエリート大会。
前年大会は、石川遼、ハン・ジュンゴン(韓国)と通算8アンダーの首位に並び、プレーオフに突入。18番で行われた1ホール目で、石川、ハンがパーパットを外したのに対し、小平が1.5mを沈め、国内ツアー通算7勝目を飾った。7年連続6度目の出場となる今年は、2012年から3連覇した藤田寛之以来、史上6人目の大会連覇に挑む。
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小平は大会主催者を通じて、「限られた人しか出られないので、本当に思い入れのある大会。去年はアメリカから帰ってきてすぐに勝てたので、ファンにいいところを見せられた。イメージのいいコースですし、(今年)連覇できる人は僕しかいないので、頑張りたいです」とコメントを寄せた。
戦いの舞台は今年も東京都稲城市の東京よみうりカントリークラブだ。3年連続で大会コースセッティングアドバイザーを務める細川和彦は「出る選手は必ず勝ちたい試合。お祭りという感じでツアーを盛り上げたい。グリーン(の速さ)は12フィート、硬さ(コンパクション)は22~23を目標にしている。初日を厳しく、2日目は少し緩めて、3日目にスコアを動かして、4日目に調整したい」とプランを明かした。
<「ゴルフ日本シリーズJTカップ」出場資格>
(1)前年度ゴルフ日本シリーズJTカップ優勝者
(2)本年度日本ツアー優勝者(アマチュアを含む)
(3)本年度日本ツアー賞金ランキング20位まで(カシオワールドオープン終了時)
(4)ツアーメンバーで、本年度USツアーまたは欧州ツアー優勝者
(5)世界ランキング100位まで(ダンロップフェニックストーナメント終了時)で、1から4までの該当者を除くツアーメンバー上位3人
(6)1から5までで30人に満たない場合、本年度日本ツアー賞金ランキング(カシオワールドオープン終了時)21位以下より繰り上げる
※3と6は海外メジャー獲得賞金を含むランキングを適用。ただし、本大会を含め出場義務試合数に達している選手に限る。