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秋吉翔太は池ポチャで自滅 最終ホールで痛恨ボギー

◇国内男子◇トップ杯東海クラシック 最終日(6日)◇三好カントリー倶楽部 西コース(愛知)◇7295yd(パー71)

3打差を追って最終組の1組前からスタートした秋吉翔太は2バーディ、1ボギーの「70」とし、優勝スコアに1打届かない通算8アンダーの2位で惜敗した。首位に並んで迎えた最終18番で痛恨のボギーをたたいて自滅し、今季初タイトルを逃した。

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「今日はずっとドライバーが悪かった」という中でも、2つ伸ばして迎えた最終ホール。1Wの1打目を右のラフに打ち込むと、池越えの2打目は「ちょっとフェースの上目に当たってボールが飛ばなかった」とグリーン手前の池に落とした。それでも、ドロップ後の82ydをピン左1mにつけた4打目には納得の表情。「しっかりボギーで上がれたので、まあ、いいかなとは思います」と悔しさを押し殺した。

昨年11月の「三井住友VISA太平洋マスターズ」最終日でも、首位で迎えた終盤に崩れてタイトルを逃した。後半17番(パー3)でボギー、1打目をOBとした最終18番(パー5)でダブルボギーをたたき、額賀辰徳に逆転を許して3位に終わった。「最後にしっかり締められないのは、練習不足や経験不足だと思う」。昨季に初優勝を含む2勝を挙げてブレイクした29歳は、自らに厳しい言葉を投げかけた。

成長を実感できるショットもあった。グリーン左にがけが迫る難関16番(パー3)では、6Iでピンを攻めて奥5mにつける強気のショットを披露。バーディパットはわずかにショートしたが、「あそこで右に逃げたら、勝負の世界ではやっていけない。自分の得意な球を打とうと、左のがけからカット目で狙った。そういう球が打てるようになってきたので、来週に向けてもいい流れかなと思う」と胸を張る。収穫も得た週末を経て、次週の「ブリヂストンオープン」(袖ヶ浦カンツリークラブ 袖ヶ浦コース・千葉県)に乗り込む。(愛知県みよし市/塚田達也)

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