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ドラコン王者は346ydのチャン・キム 石川遼が2位

◇国内男子◇トップ杯東海クラシック 3日目(5日)◇三好カントリー倶楽部 西コース(愛知)◇7295yd(パー71)

第3ラウンド終了後の1番ホールで大会初のドライビングコンテストが行われ、346ydを記録したチャン・キム(米国)が優勝した。イベントには10人の飛ばし自慢たちがエントリー。それぞれ2球まで打ち、ラフを含めてギャラリーロープ内に収まったボールが計測された。

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ドラコン用に調整した1Wを手に臨む選手が多かったが、そのひとりで今季平均ドライビングディスタンス1位(319.44yd)に立つ優勝候補の本命が、前評判通りのパワーを披露した。8番目に打った石川遼が333ydでトップを記録した後、キムは最後の10人目に登場。2発とも右ラフにつかまりながらも石川を13yd超える数字をマークし、「もう少し遠くへ飛ばすことができたかもしれないが、この結果には満足している」と賞金50万円をゲットした。

1Wは契約するピンの『G410 LST』を使用し、シャフトは藤倉コンポジットの『VENTUS』(長さ44.5インチ、硬さX)を装着。ドラコンに備えて、通常は9度のロフト角を7.5度に立てて臨んだという。

惜しくも2位に終わった石川は、1打目を高い弾道でフェアウェイに運び、2打目は大きく左へ。ショットを打つ前には観衆に手拍子を求めるなどイベントを盛り上げた。最後はキムに抜かれて優勝を逃したが、ツアー屈指の飛ばし屋の名前を挙げて「幡地とチャン・キムがいる時点でチャンスはないなと思っていた」と、予想通りの結果を冷静に振り返った。

その幡地隆寛は、今季の平均ドライビングディスタンスで2位(315.05yd)につけて優勝候補のひとりと目されていたが、2球ともボールが高く上がりすぎるミスショットで147ydに終わった。今週に備えてドラコン用のスイング研究を重ねてきたが、まさかの最下位に沈んだ。

<ドライビングコンテスト結果>
優勝/チャン・キム/346yd
2位/石川遼/333yd
3位/星野陸也/323yd
4位/池村寛世/319yd
5位/大槻智春/317yd
6位/今平周吾/316yd
7位/塚田陽亮/314yd
8位/出水田大二郎/311yd
9位/永野竜太郎/289yd
10位/幡地隆寛/147yd

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