時松隆光は今季初優勝を目指す

◇国内男子◇ANAオープンゴルフトーナメント 初日（12日）◇札幌ゴルフ倶楽部 輪厚コース （北海道）◇7063yd（パー72）

ツアー4勝目を目指す時松隆光は6バーディ、ノーボギーの「66」でプレー。午前組の首位に立ち、「ロングホールが僕でも届くので、そこはいつものコースより、チャンスがある。風ともうまくやれた」と振り返った。

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前半のインコースで1つ伸ばすと、110ydからAWで2mにつけてバーディを奪った1番から3連続バーディ。9番（パー5）も2オン2パットでバーディ締めとした。

2017年大会は池田勇太、今平周吾とのプレーオフ。2ホール目で池田にバーディを奪われ、優勝を逃したが、「あれ以上のゴルフはなかったと思っている」と悔しさを明かした。

その池田から26歳となった9月7日（土）に、誕生日を祝福された。「フジサンケイクラシック」の大会期間中だったが、「勇太さんが木曜日に欠場されたのに、土曜日まで待ってもらってケーキをもらった。昼過ぎまで、待たせてしまったが、本当にうれしかったです」と恐縮の表情。今大会も練習ラウンドをともにし、感謝の言葉を並べた。

「勇太さん（の誕生日）が12月22日なので、なにかお返ししなきゃいけないけど、何がいいかわからない。かといってご本人に聞けるわけないし」。誕生日プレゼントの前に、リベンジVで大先輩に成長を証明したい。（北海道北広島市／玉木充）