宮本勝昌 連続試合出場の日本記録がストップ
2009年 UBS日本ゴルフツアー選手権 宍戸ヒルズ
期間:06/04〜06/07 場所:宍戸ヒルズカントリークラブ(茨城)
日大VS東北福祉大!?男子4選手がファンと交流
今年第10回の記念大会を迎える「UBS日本ゴルフツアー選手権」が、今年は昨年よりも1ヶ月早い6月4日(木)から、茨城県の宍戸ヒルズCCで開幕する。そのプレイベントとして、恒例となった「ファンとの集い」が東京の六本木ヒルズアリーナで開催された。今年イベントに参加したプロは、選手会長の宮本勝昌をはじめ、ディフェンディングチャンピオンの星野英正、谷原秀人、矢野東の4名。
宮本が今年37歳と他の3人に比べ少し年長者になるが、宮本と矢野は日本大学ゴルフ部出身。対する星野と谷原が東北福祉大学出身ということで、互いの学生時代の話などがトークショーで披露された。
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チャリティオークションでは、宮本がもっとも商品をかき集めて持参。それぞれ試合で使用したウェアやキャディバッグ、自身が使用するモデルと同タイプのシューズなどが登場。選手たち個人の商品で集まったチャリティ金、21万円はジュニアゴルファー育成基金に利用され、JGTO(日本ゴルフツアー機構)は取り組んでいる「ゴルフの森」(長野県飯田市)の森林整備のためにも4万円のチャリティが集まった。
そして、こちらも恒例となったシュミレーションゴルフでの選手たちのドラコン勝負。ステージ上の小さな穴に向かって行うアプローチ対決では、昨年の優勝者星野が優勝を飾った。参加したプロたちは「このようなイベントが年に1回というのは、もったいない。ゴルフ場ではあまり接することができないが、このような機会でファンに楽しんでいただけるのはうれしい」と口を揃える。
また、大会に向けては「勝ちたい試合だし、そのための調整をしっかり行ってから臨みます」と意気込みを語る。この大会は国内男子のメジャー大会となるため、優勝すれば5年間の複数年シード権が与えられる。今年は6月の第1週の開催で、宮本は「1ヶ月速いとコースの状態も昨年とは変わってくるので、練習ラウンドでしっかりと掴んでから試合に入ります」と慎重な構えを見せている。