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プロゴルファー青木瀬令奈のアイデンティの芽生え

2024/02/03 05:00

1993年2月8日生まれの31歳。群馬県前橋市出身。
父はドラマーで母はピアニストという音楽一家に生まれ、名前の由来は「セレナーデ」。2008年「全国高校選手権」で優勝し、11年のプロテストに一発合格。17年の「ヨネックスレディス」でツアー初優勝を遂げた。通算5勝。

初めてゴルフクラブを握ったのは7歳の頃。週末になると姿をくらます父のことが気になり、「私も連れていって」とついて行った先がゴルフ練習場だった。父は県アマ常連の競技ゴルファーだった。そんな父の後ろ姿を見ながら、ボールを遠くに飛ばせるゴルフにどんどんのめり込んでいった。競技ゴルフに参戦し始めたのは一年後。その頃はスコアを出すことよりも同じ世代のゴルフ仲間ができることが喜びになっていた。葭葉ルミともこの頃に出会い、切磋琢磨しながら仲良くゴルフを楽しんだ。

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小学5年生の頃、若洲ゴルフリンクス(東京)で開催された全国大会で初めての優勝を飾る。ほかの選手と比べて決して体格には恵まれず、2打目は常にセカンドオナーだった。その飛距離のハンディを覆す武器が小技。感覚的にカップまでボールを近づけることに当時から長けていた。それが後に、プロゴルファー青木瀬令奈のアイデンティティにもなるのだが。

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彼女の才能のひとつに”練習嫌い”がある。トラックの荷台いっぱい分の球数を打たないとうまくなれないと言われた時代にいながら、彼女が1日に打つ打球は多くて200球程度だった。
”練習量が多い選手よりも試合で勝つ選手の方がカッコいい”という信念が彼女の中には強くあった。練習はあくまでも試合で勝つための手段として捉え、練習メニューは自分で考えた独創的なものだった。



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