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2023年11月 石山千晶【第2回】スパルタ教育で88キロまで…

両親の影響で5歳からゴルフを始めた。タイガー・ウッズに憧れる父親の「女子でプロスポーツ選手になってほしい」一心で、学校が終わったら食事と睡眠以外はほぼ練習というスパルタ教育を受けた。その結果、食べることに楽しみを見出してしまい、気付いたら中学2年で体重は88キロまで増えた。

ジュニア時代はクラブを担いで練習していたこともあり、膝が体重を支え切れずにけがを連発。食事の量を1人前に戻したところ、ダイエットに成功した。

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東京・世田谷の「大蔵ゴルフスタジオ」でクラブフィッティングをしており、シャフト調整、グリップ交換やパターの重量調整など細かい相談に乗ってもらっている。

師匠は栃木県でジュニアアカデミーを開催する大野良徳(おおのよしのり)プロで、一緒にスイング改造に取り組んでいる。2019年の「アース・モンダミンカップ」でボールが曲がり過ぎているのを見かねて、キャディに紹介されたのがきっかけだ。小学生からのクセを直すのに苦労し、悩む日々をSNSで投稿し、ファンからの励ましを支えに頑張っている。



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