2013年8月のマンスリーゲスト 高島早百合
「Hot Shot with GDO」の8月のマンスリーゲストは高島早百合プロを迎え、全4回でお届けする。収録日、173センチの長身美女が、初夏らしいマキシ丈ワンピース姿で颯爽とスタジオ入り。試合会場でのキリリとした雰囲気とは一変、20歳とは思えない大人っぽさで、スタジオは一気に華やいだ。
1992年9月3日、京都市生まれという高島プロは小学校時代は水泳、陸上、テニスをこなすスポーツ万能少女。中学入学直前に、父からゴルフを勧められて始めたという。そして高校入学時に「プロになる!」と決意し、ゴルフの名門校である東北高校に進学。2010年「東北ジュニア」で優勝、「東北女子アマ」2位の好成績を飾っている。2011年のプロテストでは一発合格を果たすが、この合格の裏には思いも寄らぬ出来事が起こっていた。2012年はQTランク64位で終わったため、今季はステップアップツアーを主戦場としている。明るく快活、常に輝く笑顔が眩しい選手だ。
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第1回 「幻の記録と、ゴルフとの出会い」
身長173センチの長身を活かし、ダイナミックなスイングから放たれる平均飛距離250ヤードの豪快なショットで、女子プロ界屈指の飛ばし屋として知られる高島プロ。「NEC軽井沢72ゴルフトーナメント」では、ドライバーで314ヤードを記録したが、同大会を予選落ちしたためにその記録は幻となってしまった・・・。
子供のころから身長は高い方で、バスケット、サッカーなど、積極的に男の子に混じって遊んでいたおてんば娘。しかし突如、自分には団体競技が向いていないのではないかとゴルフに転向する。そのゴルフを勧めてくれたのは、家族で唯一ゴルフをするという父。第1回では幼少時代、仲が良いという家族について触れる。
第2回 「プロ決意と学生生活」
京都府出身の高島プロは、中学卒業後は地元を離れ、ゴルフの名門校・東北高校へ進学した。「漠然とした目標だったけど『プロになる』という気持ちで家を出た」と当時の心境を吐露。
不安からスタートした2010年の「東北女子アマ」を制した高校2年生あたりから、実力が備わってきたと自信もついた。「練習も楽しかったですし、いろんな人と楽しんで練習できる環境だった」と、自主性を重んじる校風や、トレーニングの様子などを紹介する。
プロになって、試合がない時の過ごし方、オフの日の楽しみ方をはじめ、時間があるとついつい行ってしまうあの場所についての秘密を明かす。またクラブ選びのこだわりなどをはじめて語ってもらった。
第3回 「奇跡のプロテスト合格」
2011年にプロテストに合格の裏に隠された衝撃の事件を初公開。なんと!停止している車に、高島プロが自転車で突っ込んだ!?救急車を呼ぶほどの事故から2年、今は明るい笑顔とともに当時の全容を語る。
そしてプロになった高島プロが目の当たりした「結果が全ての世界-」。今季のレギュラー試合出場予定は、ウェイティングも含め、推薦8試合だが、主戦場とするステップアップツアーでは、「勝てるように今年は調整していきたい」と意気込む。
今年から契約を結ぶBEAMS GOLFのスポーティなウェアに、ワークキャップをオシャレにかぶる長身美女。トーナメント会場では一目で高島プロだと分かるはずだ。
第4回1 「将来の夢、私にとってのゴルフ」
高島プロを迎えての「Hot Shot with GDO」は今週が最終回。そんな高島プロの今年の目標は「ステップアップツアーで優勝して、ひとつでも多くの試合に出場すること。そしてレギュラーツアーでの20位タイというベスト記録を塗り替えること」だそうだ。堀奈津佳ら同期の活躍に刺激を受け、早く自分も同じ舞台に立ちたいという気持ちは強い。
さらに将来の夢へと話は進む。現在、海外志向はないという高島プロ。まずは日本でトップをとって、世界に出て行きたいと実直だ。そんな高島プロにとってのゴルフとは生活の一部。試合にでてバーディが獲れた時、成績を残して周りの人の喜んでいる姿を見たとき、高島プロの笑顔は最高潮に輝く。