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2015年6月のマンスリーゲスト 鎌田ヒロミ・ハニー姉妹

「Hot Shot with GDO」の2015年6月のマンスリーゲストには鎌田ヒロミ・ハニー姉妹を迎え、全4回でお届けする。

姉のヒロミプロは1989年8月19日生まれの25歳。妹のハニープロは1990年10月12日生まれの24歳。中学、高校の9年間をオーストラリアで過ごし、帰国後プロテストに合格。姉妹ともにスターツ笠間ゴルフ倶楽部所属。

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第1回 「セレブプロゴルファー姉妹!?」

大田区田園調布出身のオーストラリア育ち。以前スポーツ新聞に「セレブプロ」と書かれたことからそのイメージがつきまとうが、実際は……。ジュニアゴルファー時代は年間300ドル(約29,000円)を払えば回り放題と、ゴルフに最適な環境が整うオーストラリアへ留学し、9年間を過ごした。

テレビで日本ツアーを観て、華やかでギャラリーが多いことに驚いた。それに比べてオーストラリアツアーは試合数も少ないため、日本でプロゴルファーを目指そうと決意し帰国。 当初はとまどうことも多かったが、姉妹で励ましあって見事プロテストに合格した。まずは1勝を目指し、日々とにかく数多くの球を打って練習に励んでいる。

ディズニーの大ファンで、「塔の上のラプンツェル」がお気に入り。マンディ・ムーアが歌う「When Will My Life Begin?」を毎日のように聞いて気分を盛り上げている。

第2回 「ヒロミとハニー」

姉妹ともに本名は漢字だが、登録名をカタカナに変えている。とくに「ハニー」はインパクト大で、初対面でも話題に事欠かないし、すぐに名前を覚えてもらえるので気に入っている。由来は、ジェシカ・アルバ主演の映画「ハニー」から。試合のスタート組み合わせ表で、すぐに自分の名前が見つかるのも利点のひとつ。

オーストラリアはオージービーフで有名だが、シーフードも新鮮でおいしい。ハニープロの大好物は「うなぎ」。高校生の時に姉妹揃って回転すし屋でバイトをしており、まかないで出されるうなぎを楽しみにしていた。クレープや羊羹などの甘いものも大好きで、プレー中はチョコレートなどをつまんでいる。

ヒロミプロは、お酒をあまり飲まないのに、イカや枝豆などおつまみ系のしょっぱいものが好物。最近料理を始めて、ABCクッキングスクールで仲良しの平野ジェニファープロとパンのつくりかたを習ったばかり。

第3回 「足して2で割ると……」

姉妹でプロテストに合格したときに「15組目」といわれたが、最近はメディアで姉妹ゴルファーが取り上げられることが多くなってきた。お互いに負けたくない気持ちもあるものの、相手の活躍を自分以上に喜ぶ仲良し姉妹。

同じ環境で育ったのに、グリップ、スイング、プレースタイルにいたるまでまったく違うので、客観的に意見を言い合える。姉のヒロミプロはショットメーカーでパーオン率が高く、妹のハニープロはパッティングが得意。「二人のプレーを足して2で割るといいね」と周囲にからかわれることが多い。

ヒロミプロは昨年まで飛距離に不安があったため、3番ウッドと、「飛ぶ」3番ウッドの2本を入れていた。いまでは飛距離がのびたので、1本にしてウェッジを増やしたが、15本持てるルールになったら今すぐにでも「飛ぶ」3番ウッドを戻したい。

ハニープロの契約ウェアは「エフィカス」。ラクでカワイイからノースリーブのワンピースを着ることが多い。

第4回 「スポンサー大募集中!」

所属はスターツ笠間ゴルフ倶楽部。1年間戦うために、トレーニングや練習の費用がかさむのが目下の悩み。マネージメント会社に所属していないので、みずからサポートしていただけるスポンサーを積極的に探している。

「イヤなものはイヤっ!」短気なハニープロがイライラすると、姉のヒロミプロが、心を落ち着かせるようになだめるのが日常。練習ではできて、試合でできないことが多いのはメンタルの弱さが原因と、姉を見習ってポジティブシンキングを心がけている。

小さい頃からゴルフ場を遊び場としてすくすくと育った鎌田姉妹。プロテストに合格したあとは、ステップアップツアーでの成績を少しずつ積み上げているが、まだ勝利は手にしていない。ゴルフを、そして人生を楽しみながらレギュラーツアーで戦い、シード権をとれる選手になるのが目標だ。



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