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2016年8月のマンスリーゲスト 濱田茉優

「Hot Shot with GDO」2016年8月のマンスリーゲストには濱田茉優プロを迎え、全4回でお届けする。

1995年9月7日生まれの21歳。大阪府八尾市出身で、ゴルフの強豪校として知られる大阪学院大学高等学校を卒業した。2016年度の出場資格QTランキングは42位。昨年はステップアップツアーで7試合に出場し、「京都レディースオープン」の23位タイがベスト。レギュラーツアーで奮闘中のプロの素顔に迫る。

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第1回 「あたってくだけろ!」

「正直なところ、しんどかったです――」ルーキーとしてQTランキング42位の資格で飛び込んだレギュラーツアーだったが、6試合連続で予選落ちの壁にぶち当たった。自分さえ頑張れば、予選通過できると思っていたが、「やっぱりプロの世界は厳しいんやなぁ」と痛感。

実力不足に加えて、ハードスケジュールと慣れない移動で体力を消耗し、思い通りのゴルフができない日々を過ごした。そんな時、所属の白山ヴィレッジGCの社長や支配人から、「ルーキーで失うものはないから、気にせずにあたってくだけろ」と励ましを受け、プレッシャーを感じることなく前向きに挑戦しようと前を向くことができた。

自ら井上忠久プロに指導を志願し、2ヶ月が経とうとしていた頃に転機はやってきた。苦手だったショートゲームの安定感が増し、ゴルフが楽しくなってきたと同時に、シーズン初の予選通過。

2016年の目標は、すべてを吸収して今後に生かすためにとにかく勉強すること。結果はあとからついてくるものだと信じている。

第2階「憧れは片山晋呉プロ」

小学校1年生のときに、祖母のすすめでクラブを握ったのがゴルフを始めたきっかけ。テレビのトーナメント中継が好きで、小学校4年の頃には「かっこいいから」という理由でプロゴルファーになりたいと思うようになった。

中学生になって「つるやオープン」のプロアマで片山晋呉プロとまわる機会に恵まれた。怖い人だと思い込んでいたが、色々と親身になって優しく教えてくれたのに驚き、以来、目標のプロとして尊敬し続けている。

その後、ゴルフ強豪校で若手有望選手を数多く輩出している大阪学院大学高等学校に進学。厳しいけれど愛情溢れる監督や、上下関係をしっかりと学べる先輩に囲まれて、充実したゴルフ部生活を送った。

好きな食べ物はなんといっても肉!ホルモンも好きだが、やっぱり白いご飯にはカルビが最高。嫌いなものは辛い食べ物。キムチも好きじゃないし、カレーも甘口しか食べることができない。

第3回 「いつでもどこでもランニングシューズ」

プロテスト合格後、ジュニア時代から使用していた、ブリヂストンゴルフとクラブとボールの契約をした。飛ばして、攻めて、バーディをとるゴルフスタイル。2メートルくらいの大事なパーパットを外してしまい、集中力が途切れることがあるので、平常心でしっかりと決められるようにしたい。最近は、師匠の井上忠久プロから、何百回、何千回もショートゲームの大切さを言われ、ようやく身に染みて理解できるようになった。

シューズは常にランニングシューズ。最近は災害や、物騒なニュースが多いので、いつどこで、何をしていても、変な人に追いかけられてもすぐに逃げられるようなスタイルを心掛けている。

小さい頃からショートヘアだったが、成人式のために髪を伸ばしていた。直前に、「なんで髪の毛を伸ばしてんのやろう」と急に自分らしくない髪型に嫌気がさし、今まで以上にバッサリと切ってしまった。好きな色は青と紺。

第4回 「友達以上、恋人未満」

趣味は短距離を走ること。中学のときはゴルフの傍ら、200メートル専門で陸上部に所属していた。今は、上手くいかずに落ち込み、もやもやしたら、所属している白山ヴィレッジGCの敷地内を、思いっきりダッシュで走っている。5分くらいすると、気分が晴れて「スーっとする」。

その他のストレス解消は、温泉やスーパー銭湯にいくこと。露天風呂でぼーっとして、サウナと水風呂を往復しているとすぐに2~3時間たってしまう。

一人っ子で喧嘩をする相手もいないので、あまり怒らず穏やかな性格だ。いらっとするときもあるが、「まいっか、次頑張ろう」と思える。

好きな男性のタイプはリーダー格で、全体を見渡せるような頼れる人。昨年は、課題も見つからず、上手くいかないのでゴルフが好きになれずにいた。意地でプロテストに合格してからは、試合も楽しくなり、課題も見つかって克服していくのが楽しい。ゴルフが、友達以上恋人未満の存在になりつつある。



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