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2017年9月のマンスリーゲスト 藤田美里

「Hot Shot with GDO」2017年9月のマンスリーゲストには藤田美里選手を迎え、全4回でお届けする。

1996年3月10日生まれの21歳。父親のすすめで3歳からゴルフをはじめ、2014年の開幕戦「ダイキンオーキッドレディス」で姉の藤田光里プロのキャディを務め一躍話題に。モデルのキャリアを経て、再びプロゴルファーへの道を目指すことを決意。

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第1回 「父親に導かれてゴルフの道へ」

「美里はいつか絶対にゴルフに戻ってくる」。3歳からゴルフを教えてきた父親は、モデルやタレントの芸能活動を反対したわけではなかったが、いつかはプロを目指す時が来ると信じていた。そんな父親が亡くなったのは、ゴルフから離れて約2年半が過ぎ、真剣にゴルフと向き合うべきか悩んでいた最中だった。

ゴルフの道に進むことを決意し、準備期間が不足しているのはわかっていたが、チャレンジだけでもしてみようと望んだプロテスト。残念ながら1次予選で、34オーバー87位タイと敗退。コツコツと練習を続け、来年のプロテストとQTに向けて準備をして、天国の父親にいい報告をするのが来年の目標だ。

2015年の「ミス・インターナショナル日本大会」でファイナリストに選出。グランプリは逃すもののWeb投票で1位となり、「ミス・Webジェニック賞」を受賞。自ら発信したり、表舞台に立ったりするのは苦手だったが、場数を踏み喋ることに慣れてきた。

第2回 「姉に続け!ワンツーフィニッシュ」

一歳上の姉は藤田光里プロ。ジュニア時代から、試合では姉に続いて、常に「ワンツーフィニッシュ」を目指していた。思い出の試合は、最終日で追い上げてギリギリで2位に滑り込んだ2009年の「北海道女子アマゴルフ選手権」。「このころは怖いもの知らずで、ゴルフに絶対的な自信がありました。ピークでしたね(笑)」と、振り返る。

21歳にしてゴルフ歴は18年のベテラン。小さいことが気になるようになり、メンタルが弱いと自覚することもあるが、不安に打ち勝つためにはひたすら練習量を増やすのみだ。

モデルのオーディションに受かるため、好きなご飯やお肉を抜いて、大豆や野菜中心の生活で、1週間で4~5キロを落とすダイエットに励んだこともあった。今はあまり気にせずに食べたいものを食べている。

好きな食べ物は「パスタ」で、嫌いなものはなく何でも食べるが、あえて自分からすすんで食べないのは「レバー」。

第3回 「リビングで断髪式」

小学生から、キャロウェイゴルフのクラブを使っている。怖いもの知らずの中学生時代は、カップを見ればすべて入る気がしていたほど得意だったパッティングも、現在は悩み中。得意としているのは、120ヤード前後のアイアンショットだ。

プレースタイルは、「常にグリーンを狙う」。普通なら横に出したほうが安全なトラブルショットでも、少しの隙間から狙っていくタイプだ。一見無茶に見えるが、弱気になって後でいけたかもしれないと後悔するより、自分の意志で決めたことにチャレンジして失敗するほうが納得できるからだ。

ゴルフウェアはキャロウェイアパレルで、イメージカラーは黄色。半面、私服では黒や紺などの暗い色を選ぶことが多い。

子供の頃は「ゴルフに髪はいらん」と、髪が伸びると父親がバリカンを持ってきて、リビングで全員分の断髪式をおこなうのが恒例行事だった。反動でロングヘアにしたこともあったが、今はベリーショートにしたいモードだ。

第4回 「ゴルフ歴は18年」

小さい頃からゴルフ漬けの毎日だったが、小学生のときに、下半身強化のために通わせてもらったフィギュアスケートにどハマり。楽しすぎて、スケートリンクで滑った後のゴルフ練習が苦痛になったほどだ。

これといった趣味はなく、買い物も必要なものだけ一人でパッとすませることが多い。予定がないと家で大好きな猫と一日中遊んでいる。1歳と3歳でおてんばざかりの猫が、部屋中にちらかしたものを片付けるのが日課だ。

洋服への物欲は激しいが、いらない物は迷わずバンバンすぐに捨てるので、クローゼットが一杯になることはなく、大掃除では10袋ものゴミがでるほどだ。

好きな男性のタイプは穏やかな人で、犬で例えるなら「ゴールデンレトリバー」。3歳からゴルフをはじめて今年でゴルフ歴は18年。一時期芸能の世界にいたからこそ、ゴルフに戻りたいと思った。ゴルフをしている限り、昨年亡くなった父親がいつもそばにいてくれるような気がしている。



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