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2017年11月のマンスリーゲスト 辻岡愛理

「Hot Shot with GDO」2017年11月のマンスリーゲストには辻岡愛理プロを迎え、全4回でお届けする。

1997年12月8日生まれの19歳。勝みなみや、新垣比菜など、1998年度生まれの「黄金世代」が名を連ね、ハイレベルな戦いとなった2017年のプロテスト最終戦では1アンダー23位タイで、惜しくも1打及ばず合格できなかった。

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第1回 「目指せ!来年のツアー出場資格」

両親が、「みんなに愛される子になるように」との願いで、「愛理(あいり)」と名付けた。今年2回の挑戦となったプロテストでは、初日は77だったが、2日目に気持ちを切り替えて攻めた結果、66でベストスコアを更新。結局1打及ばず合格できなかったと知り、言葉がでないほどショックだった。

同世代が「黄金世代」と話題になっているが、ゴルフは自分との勝負なので、周りはあまり気にならないタイプだ。来年の出場資格をかけたQTに向けては、あまり調子を上げていこうと意気込みしすぎず、いいところは伸ばして、悪いところは現状維持を心掛け、焦らずに臨んでいきたい。

今年からステップアップツアーを中心にプロとしてのキャリアをスタートしたが、アマチュアと違って、一打の重みをひしひしと感じだ。常に自分を客観視する必要があることに気づき、悩むと住職の父親に相談するが、アドバイスはいつも「座禅を組みなさい」だ。

第2回 「頑固なパパと二人三脚」

父親にゴルフを進められて、9歳くらいのときにゴルフを始めた。兄二人が野球をしていたので、庭にあったノック用のネットに向かって練習しているうちに楽しくなった。

高校は香川西高等学校に進学し、片岡大育プロや、前田陽子プロを輩出したゴルフ部に所属。学校が終わって、7キロ離れた練習場まで走り、トレーニングをした後に打球練習。9時に終わってから寮で夜ご飯を食べ、お風呂に入って洗濯をしてから寝る日々を過ごした。

部活の先生以外に教わったことがなく、父親と二人三脚でここまできた。性格がよく似てお互いに頑固者だけに、喧嘩はしょっちゅう。絶対に謝らない父親に対して、悪くなくても自分から謝るしかないのは納得できないが、冷戦状態だとゴルフに支障がでるので受け流すようにしている。

好きな食べ物はブロッコリー、カリフラワー、アスパラガス。マヨネーズが嫌いなので、塩で食べる。苦いものが嫌いでピーマン、ゴーヤ、コーヒーはNG。

第3回 「ゴルフウェアのこだわりはベルトにあり!」

高校3年生の時に出場した全国大会で、ショットが悪くてPINGのツアー担当の人に相談したところ、すすめてもらったクラブがとても気に入って、それ以来、モニターで契約をしている。

固めなフィーリングが好きなので、ボールはタイトリストのプロV1x。ロングアイアンが得意で、昨年は、同じ番手のユーティリティより飛距離が出るので、3番、4番アイアンを入れていた。父親から「女子プロで3番からアイアンを入れている人はいないから変えなさい」と言われ続け、「嫌です」と半年間ほど繰り返していたものの、ついに折れてセッティングを変更。

ユーティリティは球が上がり過ぎて苦手だったが、いざアイアンを抜いて練習してみると、やっぱり打ちやすく、使いやすいことに気づき納得した。

ゴルフウェアは京都発の「ダンスウィズドラゴン」。派手なデザインが好みで、頭からつま先まで色を合わせるが、シャツをインして、ベルトをさし色にするのがコダワリだ。

第4回 「タイガー・ウッズのようなプロになりたい!」

移動中も、家にいるときも、暇さえあれば携帯のアプリで映画を観る。気分に合わせて恋愛モノ、泣ける系、人気の俳優さんが出演しているものなどを選び、多い時には一日で5~6本になることも。

買い物は好きだが、衝動買いをしないタイプなので、買わないで帰ってくることが多い。今欲しいのはジーンズ。全く似合わないので、家族には「絶対にはかないほうがいい」と言われているが、スキニーなカジュアルなタイプを狙っている。

好きな男性のタイプは「自分の意見がある人」で、「ごめんなさい」と「ありがとう」がきちんと言える人。自分は、正しいと思ったことは誰に何を言われようと貫くので、常に物事をはっきりさせたい。

子供の頃、初めて観たゴルフ番組で活躍していたのがタイガー・ウッズで、あんな風にギャラリーをわかせるようなプレーがしたいと思っている。QT、ステップアップツアーを戦いながら、来年のプロテストでは3度目の正直で合格を目指す。



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