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2018年1月のマンスリーゲスト 高木萌衣

「Hot Shot with GDO」2018年1月のマンスリーゲストには高木萌衣プロを迎え、全4回でお届けする。

1996年12月19日生まれ。大阪府堺市出身。2015年のプロテストに合格し、2年連続でファイナルQTに進出しレギュラーツアーへの出場権を獲得。2017年はサードQTで66位となりファイナル進出は果たせなかった。

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第1回 「新年あけましておめでとうございます!」

プロになって3年目の2017年は、あっという間の1年だった。いままではのびのびと戦えたQTだったが、昨年、サードQTの最終日で初めてプレッシャーを感じて試合中に体が思うように動かず、ファイナルへ進むことができなかった。

今年は出場できる試合が限られているので、少ないチャンスをものにして、自信をつけた上でファイナルQTの上位30位以内に入るのが目標だ。オフシーズンはタイで3週間みっちりと合宿を予定している。

ここ数年は、畑岡奈沙、勝みなみなど「黄金世代」が活躍しているが、アマチュア時代から推薦で試合に出場し、若くして多くの経験を積んでいる選手が多いと感じる。自分にとっては、プロテストに合格してから出場した「日本女子オープン」が初めての経験だった。

拠点は兵庫県の「花やしきゴルフ倶楽部よかわコース」で、大阪の「ゴルフアカデミー中島」で、中島敏雅プロのもと、諸見里しのぶ堀奈津佳堀琴音と一緒に練習をしている。

第2回 「負けず嫌い」

9歳のときに、父親の練習についていったのがゴルフを始めたきっかけ。「全国小学生ゴルフ選手権」では、なかなか予選通過ができなかったが、悔しくて毎日のように真冬のコースに通い詰めて練習ラウンドをした結果、見事12歳で優勝を飾ることができた。

その後、上下関係が厳しいと聞き、あえて選んだ大阪学院大学高等学校に進学した。

初めて出場したプロの試合、「日本女子オープンゴルフ」では、アン・ソンジュ全美貞の間の打席で練習することになり、「わたし、すごい選手に挟まれている!」とドキドキした。

毎年夏場に痩せてしまう体質で、飛距離が落ちてしまうので、お米をたくさん食べて、しっかり3食を取るように心がけている。冬の間は大好きなチゲ鍋や湯豆腐を楽しむ。嫌いなものは食感がムリな「なすび」と、味が嫌いな「アスパラ」。野菜全般が苦手で、食べなくてはいけないときはドレッシングをいっぱいかけて食べている。

第3回 「初めてのガッツポーズ!?」

宮里藍さんに憧れてゴルフを始めた世代で、クラブとボールはジュニアの頃からブリヂストンゴルフを使っている。得意クラブはパター。結果にすぐ現れるので練習のしがいがあるし、思った通りに打てると楽しいからだ。

シーズンを通じて調子が悪くなるときもあるが、そんなときはコーチに観てもらうか、色々な練習器具をつかって時間をかけてチェックする。方向や軌道を修正するために下に置いて使う、鏡の練習器具がオススメだ。

あまり表情を変えずにたんたんとプレーするタイプ。心の中ではうれしい時も、逆に気を引き締めなければと思うからだ。今までガッツポーズをしたことがないので、今年はがんばってやってみてもいいかなと思っている。

ゴルフウェアはジャックバニーで、可愛い柄が多く気に入っている。センスに自信がなく、イメージがわかずに無難になってしまうことが多いので、カタログをすみからすみまで勉強し、日々コーディネートを研究している。

第4回 「人生初のライブで大興奮」

オフの日は、映画やドラマを観たり、漫画を読んだりして家でゆっくり過ごす。起こされなければ昼の12時まで寝ることもあるくらいだ。

韓国のヒップホップアイドルグループ「防弾少年団(BTS)」の大ファンで、昨年、人生初のライブを経験した。うれしすぎて始まる前から泣いてしまい、最初の2~3曲は涙でなにも見えず、興奮のあまり記憶がないほどだ。特技は細かい作業をすることで、ネイルやイラストを描くのが好きだ。

シーズン中に目標を決めて達成したら買おうと決めていたのが「スタージュエリー」のピアス。好きな男性のタイプはおもしろくてフィーリングが合う人。

昨年は、ファイナルQTに進出できず、今後のことを見つめなおすために10日間クラブを握らなかった。9歳からゴルフを始めて以来、初めてのことだったが、少しゴルフから離れて、あらためて自然とゴルフをしたくなった自分がいた。将来の目標は、賞金女王になり、ゴルフの成績だけでなく、ゴルフをしない人からも尊敬される人物になることだ。



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