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2018年8月のマンスリーゲスト 脇元華

「Hot Shot with GDO」2018年8月のマンスリーゲストには脇元華プロを迎え、全4回でお届けする。

1997年10月4日生まれで、宮崎県出身。昨年2回目の挑戦となったプロテストでは惜しくも2打及ばずに不合格。日本女子ツアーのQTをエントリーミスで受けられず、活路を見出した台湾女子ツアーのQTでトップ通過。5月に開催された、「サンポレディスオープン」でのプロツアー初優勝を経て、今年のプロテストで悲願の合格を果たした。

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第1回 「うれしい誤算」

これほど「うれしい誤算」があるだろうか。このインタビューは、5月に開催された、台湾女子ツアー第4戦「サンポレディスオープン」の試合前に実施したのだが、3カ月もたたないうちに、目標だった「プロツアー初優勝」と「プロテスト合格」をクリアしてしまったのだ。

試合前にいつも聞いているSEKAI NO OWARI『さざんか』の歌詞の通り、くじけそうになっても夢を追い続ける、「脇元華物語」のこれからが楽しみだ。

台湾の試合では飛距離の出る選手が多く、普通は避けるバンカーを狙ってキャリーで越えるのを見て、「カッコいいプレースタイル」に憧れていった。

異なる芝質にてこずり、最初はロングホールで2オンを狙える距離を、あえて刻んでバーディを取りにいって結局パーで終わっていた。「狙えるだけ狙う」攻めのゴルフに転じるようにしてからバーディ率がアップ。海外でのあらゆる経験が、今後の試合に大いに生かされるだろうと実感している。

第2回 「スイーツ大好き!!」

8歳の頃に父親にすすめられ、気づいたらゴルフをしていた。中学2年生でゴルフコーチの吉岡徹治氏が主催するキャンプに参加し、米国女子「ホンダLPGAタイランド」を観戦。ミッシェル・ウィ、ヤニ・ツェン、宮里藍さんなどの一流選手がキラキラと輝いて見えたのがプロを目指すきっかけだ。

宮崎日本大学高等学校に進学し、1年生で「大王製紙エリエールレディス」にアマチュアとして初めてレギュラーツアーに出場、当時のベストスコア69をだして、初日3アンダー6位タイで注目を集めた。

食べ物に関してはあまり気にしていない。試合中は、バナナやウィダーインゼリーを食べて、試合後にお腹がすいていれば軽く間食して、夕食はガッツリと。好きな食べ物は、宮崎の地元で食べる「チキン南蛮」。

ダイエットとは無縁で、パフェやケーキなどのスイーツが大好物。チョコレートは真夏でも常備して、最低でも一日一回は食べる。嫌いな食べ物は苦いもので、ゴーヤやパセリ。ピーマンは食べられるようになった。

第3回 「ついにピアス解禁」

ジュニア時代に声をかけられて以来、クラブとボールはスリクソンを使用している。ドライバーの平均飛距離は245ヤードくらい。調子がいいとラインが読めて、打ったら入る感覚が気持いいので、パターが好きだ。

コースメモを見ながら、毎日夜寝る前に日記をつけている。どんな状態で、どのような結果だったかをメモして、後で見返すことが大事。スイング動画を携帯で見て、悪いところを修正している。

もともと「パーリーゲイツ」が好きで着ていたところ、地元で開催された「アクサレディスゴルフトーナメント」にアマチュアで出場したときに、「ジャック・バニー」の方に声をかけていただいたのがきっかけでいまでも着用している。

174cmの長身で、こだわりなくなんでも着こなす。普段は、ZARA、ユニクロ、H&Mなどでシンプルなデザインを選ぶことが多い。プロテスト合格の願掛けで我慢していた、「ピアス」を今年中に開ける予定だ。

第4回 「地元のカラオケでストレス発散!」

地元はあまり遊びにいくところがなく、オフには同じく宮崎出身の山内日菜子プロとストレス発散でカラオケや映画館に行くことが多い。

ゴルフと距離を置いて、リセットするとまた頑張れる。たまに思い立って、学校で使っていたリコーダーをピロピロと吹いている。中学で演奏した「ルパン三世のテーマ」をいまだに覚えていて吹いたり、ほかの曲にチャレンジしたりして楽しんでいる。

BS日テレの人気マッチプレー番組、「ゴルフサバイバル」に出演しており、色々な人に「華ちゃんって負けず嫌いだよね」と声をかけられた。

結婚願望はいまのところまったく無いが、マイペースな性格なので合わせてくれるやさしい人がタイプだ。賞金女王になり、2020年の東京オリンピックへの出場が目標。普段から、ただ打つだけじゃなく、量より質を考えながら練習をしている。人間的に強くなれるゴルフと出会ってよかったと感謝している。



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