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2019年6月のマンスリーゲスト 宮田成華

「Hot Shot with GDO」の2019年6月のマンスリーゲストには宮田成華プロを迎え、全4回でお届けする。

1997年11月7日生まれ、東京都町田市出身。2018年度のQTランクは32位で、レギュラーツアーで29試合、ステップアップツアー1試合に出場。2019年度のQTランクは63位でステップアップツアーを中心に参戦中。

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第1回 「3度目の不合格」

昨年はプロ初めてのフル参戦で、最初の一カ月くらいはふわふわして流れをつかむまでに時間がかかった。「あぁ、こんなに自分は足りないんだ」と、年間を通じて痛感。

「人生3度目、3回目、3年目。もう嫌、やりたくない。って思うけど、落ち込んでなんていられない」と、プロテスト不合格後に自身のインスタグラムで思いのたけをつづった。

毎年クルマの中で待つ母親に「どうだった?」と聞かれて、「今年は大丈夫だったよ」と言いたいと思いながらプレーをしていたので、最終日にスコアを落として、不合格だった時には立ち直れないくらい落ち込んだ。

プロテスト2週間後の「NEC軽井沢72ゴルフトーナメント」で、初日に8バーディ3ボギーの67をマークし、5アンダーの5位タイ発進。

「落ちちゃったものはしょうがない。後ろは崖なのでやるしかない」と、レギュラーツアーで優勝するくらいの勢いが必要だとスイッチが入った。盛り上げてくれた周りにも感謝をしている。

第2回 「プロゴルファーになりたい!」

10歳の頃、多摩ヒルズゴルフで開催されている「多摩キッズゴルフ」に参加したのがゴルフとの出会い。純粋に子供ながら「ボールに当たる」、「飛ぶ」感覚が楽しかったことを覚えている。

幼少時からスイミング、クラシックバレエ、バスケットボールをやっており、運動神経はいい方だった。父親はプロ野球選手を目指すくらいのアスリートで、子供の意志を尊重するスタンス。自ら「プロゴルファーになりたい!」と伝えると、「それならがんばれ」と応援してくれた。

平日の練習拠点は、タケ小山さんのホームコースである「八王子カントリークラブ」で、週末は「高麗川カントリークラブ」でお世話になっている。

好きなものは肉で、焼き鳥も焼肉も好き。好き嫌いはほぼ無いが、パクチーだけはダメ。ラウンド中にお腹がすいたら、母親が握ってくれた愛情たっぷりのおにぎりとフルーツをつまむようにしている。

第3回 「ビバハートのブランドアンバサダー

ドライバーはフィッティングで計測をしてもらい、テーラーメイドのM5を選んだ。ボールはTP5xで、大ファンのリッキー・ファウラーがボールをスイッチしたニュースを聞いた時には声をあげて喜んだ。

好きなクラブはドライバーで、平均飛距離は240ヤード前後。ゴルフを始めた時から周りより飛んでいる方だったので、ほかのスポーツで培った体幹の強さの影響があるのかもれしない。

ショットの不安はほとんど無いのでグリーンを外すことがほぼ無く、一方で寄せワンやパッティングの成功率が低い。練習量を増やして、経験を積んで、試合でどれだけ自信をもって挑めるかが課題だ。

今年から、SNSを通じて自らゴルフの楽しさやゴルフファッションの情報を発信してゴルフ業界を盛り上げる目的で、ビバハートのブランドアンバサダーに就任した。ウェアは試合で着る前に、鏡の前で試着して色やコーディネートをチェックするほどのこだわりだ。

第4回 「“上手い”より“強い”ゴルファーになりたい」

趣味は寝ることで、眠いときには気づいたらどこでもいつでも寝ることができ、予定がなければ夕方まで寝てしまうほどだ。

食べることも大好きだが、シーズン中は時間をあまりつくれないため、遠出することはあまりない。「どこで食べるより誰と食べる」が重要だ。

ゴルフの決断はスパッとしているが、私生活は優柔不断。プレゼントを選ぶときには、30分くらい迷っているので、「買い物に付き合いたくない」とよく言われるほどだ。

好きな男性のタイプは、「なにかに一生懸命に取り組んでいる人」。まだ21歳なので具体的ではないが、女に生まれたからには結婚したいし、子供も欲しいと思う。

将来は国内の賞金女王をとってから、アメリカツアーでプレーしたい。ゴルフが「うまい」と言われるより、「強い」と言われたい。ゴルフは個人競技なので、一人で考えなくてはいけない分、ご褒美が人一倍うれしい。課題はつきないし、その楽しさにはまっている。



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