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2019年7月のマンスリーゲスト 山戸未夢

「Hot Shot with GDO」の2019年7月のマンスリーゲストには山戸未夢プロを迎え、全4回でお届けする。

1995年6月13日生まれ、北海道札幌市出身。札幌光星高等学校を卒業し、2014年にプロテスト合格。2018年ステップアップツアー「ダイクレレディース」で逆転勝利によるプロ初勝利を果たす。今季はQTランク8位でレギュラーツアー前半戦の出場権を得た。

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第1回 「プロ5年目のうれしい逆転優勝」

昨年、ステップアップツアー「ダイクレレディース」で悲願の初優勝を果たした。同期に活躍している同級生が多く、「出遅れているのかな」と思っていたので心からうれしかった。

最終日をトップで迎えたが途中で逆転され、17番ホールで逆転し返しての優勝だったので自分が一番びっくりした。まわりのスコアをモチベーションにして頑張るタイプなので、プレッシャーには強い方だと自負している。

思い返すとプロになってから勝てなかった5年間は本当に長く、数少ないチャンスでものにしようという気持ちが強すぎて自分自身にプレッシャーをかけすぎていた。

昨年、優勝争いを何度かした中で結局勝てなかった理由はアプローチとパットの精度だったことに気付き、一生懸命練習をして見事克服。その後の試合は落ち着いて取り組むことができ、QTランク8位につながった。

所属は北海道函館市にある「三印三浦水産」で、コンビニエンスストアなどに新鮮で美味しい海産物を納品している水産会社だ。

第2回 「試合中はフライパンで自炊」

小さい頃はテニスに打ち込んでおり、ほぼ毎日レッスンに通っていたが、練習のしすぎで足をけがしてしまった。

地元の北海道でティーチングプロをしていた父親からすすめられ、ゴルフを始めた。今でも普段は怒ることのない父だが、ゴルフになると別人と化し、厳しく指導を受ける毎日。

試合に出るようになり、ゴルフ部がある札幌光星高等学校に推薦で入学してからは、自らプロゴルファーを目指すようになった。

北海道の冬は厳しくコースに出られないため、練習場で雪に向かって球を打っていた。今となっては、オフシーズンは結果にとらわれずスイングや体づくりに集中できるので、よかったと思っている。

好きな食べ物は魚よりお肉。外食が続くと体調を崩しやすいので、試合中はキッチン付きのホテルに泊まって、IH用のフライパンを持ち込んで自炊をしている。ほぼ食わず嫌いだが、見た目も嫌いという理由でエビは好んでは食べない。

第3回 「どストライクなビバハートと契約」

ゴルフクラブとボールはダンロップで、シューズはアシックスを使っている。小さい頃からドライバーが好きでよく練習をしていたので、気づいたら平均で250~260ヤード前後の飛距離になった。振れば飛ぶ訳ではなく、余計な力が入るとシャフトのしなりを邪魔してしまうので、しっかりと芯に当ててミート率を上げることが飛ばしの秘訣だ。

試合が続くとスタンスの方向がずれてしまう癖があり、それが原因でスイングが崩れがちなので、スティックを置いたり、キャディさんに確認してもらったりして調整を心がけている。

ゴルフウェアは、プロになってから、ほかにはないユニークなデザインや色合いなど、すべてが “どストライク“ な「ビバハート」を着用していた。今年になってブランドアンバサダーとして契約をしたときは、本当にうれしかった。

気分転換になるので頻繁にSNSをアップしており、ゴルフファッションはもちろん、プライベートや食事など色々なことを多くの人に発信するのが楽しい。

第4回 「目指せ一攫千金!!」

賞金や経費は全部一括で両親に任せており、お小遣い制になっている。決められたことをして固定給をもらうより、自分次第で頑張りがいのあるプロゴルファーが向いていると思っている。

予選落ちが続くと大好きなお買い物を控え、不安要素はなるべく考えずにポジティブに考えるようにしている。何事にも慎重に行動するタイプで、悪く言うと優柔不断。お買い物にも、食事のメニューを決めるのにも時間がかかってしまう。

ゴルフでは悩んだらミスで大けがにならない方を選ぶ。練習ラウンドでチャンスホールを見極めて試合ではコースマネージメントをするようにしている。

好きな男性のタイプはそんな自分をリードしてくれる人。自分のプレーを通じて子供から大人までゴルフの楽しさを伝えられるような選手になりたい。将来的には優勝を重ねて賞金女王になりたいが、まず今年は大きなミスを減らしてシード権獲得を目指す。



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