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2020年6月のマンスリーゲスト 鶴岡果恋

「Hot Shot with GDO」の2020年6月のマンスリーゲストには鶴岡果恋プロを迎え、全4回でお届けする。

1999年8月20日生まれ、神奈川県横浜市出身。湘南学院高等学校を卒業後、2018年のプロテストに一発合格したが、同年のセカンドQTは通過できなかった。2019年シーズンはレギュラーツアー4試合に出場し、全て予選通過を果たした。ステップアップツアーは16試合に参戦し、「静ヒルズレディース 森ビルカップ」では惜しくも1打差で2位タイとなった。2020年度の出場資格はQTランキング42位。

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第1回 「黄金世代とプラチナ世代の間は!?」

一つ上には渋野日向子らの「黄金世代」、一つ下には安田祐香らの「プラチナ世代」が控える1999年生まれ。たびたび総称を聞かれるので考えた末、「チタン世代!」と答えたが、まだあまり浸透はしていない。

絶対に2度は受けたくないと思って臨んだ2018年のプロテストで、4アンダーが必須の状況で最終日を迎えた。「今までの練習の成果を発揮すれば大丈夫」と自分を信じて戦い、目標の「68」をマークして一気に合格圏内に浮上し、一発合格を果たした。

プロテストで気が抜けたのか、翌年の出場権をかけたQTはセカンドで敗退。2019年シーズンはレギュラーツアーで4試合、ステップアップツアーで16試合に出場し、「静ヒルズレディース 森ビルカップ」では惜しくも1打差で2位タイ、「ユピテル・静岡新聞SBSレディース」では6位タイとトップ10に2度入った。制度変更により2ステージ制になった2019年のQTではファーストを7位で通過、ファイナルで42位となり、レギュラーツアー参戦のチャンスを獲得した。

出場できる試合が多くなるため、シーズンを通じて戦えるようなスイング、メンタル、体力を追求し、宮崎の「フェニックスゴルフアカデミー」でトレーニングに励んだ。合宿中に通いつめた「?屋とまと」のチーズをトッピングした「トマトラーメン」の味が今でも忘れられない。2020年の目標はベストな状態で試合に臨み、まずは1勝することだ。

第2回 「憧れの原英莉花センパイ」

お兄ちゃん二人がしていることは何でもやってみたくて、10歳のときに真似をして始めたのがゴルフとの出会い。趣味は「卓球」。祖母の家の1階に卓球台があり、おばあちゃんやお兄ちゃん相手に卓球を楽しんでいたので、腕前には自信がある。

師匠は、金子柱憲の専属キャディをしていた重田栄作プロコーチ。昨年は、出場したレギュラーツアー4試合すべてでキャディバッグを担いでもらい、すべて予選通過を果たすことができた。

小さい頃の将来の夢は、「キャビンアテンダント」。練習場が一緒の原英莉花に憧れ、湘南学院高等学校へ進学したのを知り追いかけて入学した。ツアーで大活躍する「英莉花センパイ」には何かと相談するが、いつも優しくアドバイスをもらっており、早く一緒のステージで戦えるような選手になるのが目標だ。

お酒はあまり飲まないが、チョコなどの甘いものが苦手。サラミなど、おつまみ系のしょっぱいものが好みで、スイーツよりおせんべいやお漬物のほうがベターだ。

第3回 「スポンサーは美味しいところばかり」

クラブとボールは「タイトリスト」で、シューズは「フットジョイ」。アメリカPGAツアーのカッコいいイメージが気に入っている。クラブはフィーリングで選ぶこともあるが、色々なクラブを試打したり、ライ角調整をしたりするのは好きな方。最近スイングに自信がついて曲がらなくなったので、ドライバーショットが好調だ。

スコアメイクでは、フェアウェイから100ヤード以内をしっかり寄せてバーディを狙うのが理想。練習場で一番球数を打つのがピッチングで、毎回アドレスを外して本番をイメージするのが結果につながっている。

小学生の頃から通う地元の練習場の「第百ゴルフクラブ」が拠点で、スポンサーになってもらっている。山本桂支配人からは、女性の視点でプロゴルファーとしての立ち振る舞いなどのアドバイスをもらえるので、とてもありがたい存在だ。

ほかには、横浜中華街の「元祖ブタまん、肉まん、点心」で有名な「江戸清(えどせい)」、自宅近くのとんこつラーメンが美味しい「龍ちゃんラーメン」など食べ物系のスポンサーが連ねている。

ゴルフウェアは「KAPPA」で、165cmのすらっとした体型で短めのタイトスカートを履きこなしている。体力をつけるためにもっと体重を増やせと言われるが、ガッツリ食べて太るのが怖くて暴飲暴食は控えている。

第4回 「フッ軽で温泉へGO!」

オフは計画をせずに、その時にしたいことを思い切り楽しむ。フットワークがいい、いわゆる「フッ軽」で、突然行きたいときに友達を誘うため、ほとんどの場合で断られる。

買い物やごはんも「お一人様」は全く気にならず、思い付きで日帰り温泉の「万葉倶楽部」や、「横濱スパヒルズ竜泉寺」などにふらっと行くことも。家でお風呂を満喫するときは、水を持ち込み1時間30分以上過ごすこともあり、湯船につかりながら最近はまっている「ウィリーウォンカ」のラップを聴いている。

神奈川県の逗子や葉山で、海沿いの高台に家を建てるのが夢で、試合で頑張って稼いだ賞金は貯金にまわす計画だ。

負けん気が強いが、プレー中は顔に出さないようにポーカーフェイスを心がけている。試合で楽しいのは、絶対に入れなきゃいけないパットが入ったとき。多くのギャラリーが自分のプレーを見てくれているのも楽しさの一つだ。

二人の兄が180cmを超える高身長のため、背が高い男性が理想のタイプ。プロになったばかりで深くは考えていないが、結婚は30歳までにしたい。あと10年間で5勝を目指し、活躍して名前を覚えてもらえるようなプロゴルファーになりたい。目標は、実力と見栄えを兼ね備えた憧れの原英莉花センパイだ。



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