日本シャフトは12月15日、USPGAツアープロの意見を取り入れて開発したプロ・上級者向けのスチールシャフト『NSプロ MODUS（モーダス）3TOUR130』（オープン価格／参考上代：5000円／本）を1500セット限定で先行発売した。

『TOUR130』は、今年の1月に海外限定で発売したモデル。USPGAツアープロからの要望や試打を経て開発され、すでに数多くのツアープロが使用しているのだとか。『TOUR130』の最大の特徴は、独自設計の高い中間剛性により、無駄なスピンを抑制させたこと。これにより、スピンを抑えた高弾道と風に負けない強弾道を実現。コントロール性能が向上し、安定した弾道が得られるという。

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「『TOUR120』は11年に発売し、昨秋までの累計で60万本を突破しております。
『TOUR130』を開発した経緯は、一部のプロから『TOUR120』だと『スピン量が増えすぎてしまう』、『軽すぎる』と言った声があがったからです。また、一般のユーザーや工房から問い合わせが頻繁にあったため、日本での発売に踏みきりました。『TOUR130』の『高弾道・ツアースピン』を是非体感してみてください」（同社シャフト事業部営業部主任栗原一郎氏）

なお、R仕様で121g、S仕様で124g、X仕様が129gという「重量級」で、『TOUR120』よりも10gほど重くなっている。トルクはフレックスによって異なるが、1・2～1・8。キックポイントは中調子となる。

同製品が市場で受け入れられ、「重量級」のスタンダードになれば、『ダイナミックゴールド』とガチンコ勝負になるかもしれない？