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オリムピックから新ブランド「デラマックス」
シャフトメーカー・オリムピックは先頃、新ブランド「DERAMAX(デラマックス)」を立ち上げた。まずは11月10日に「デラマックス01」シリーズより55g台の『01-55D』を発売。12月には65g台『01-65D』、1月には75g台の『01-75D』を発売する予定だ。
「デラマックス」はこれまでの「PDA」ブランドに変わるブランド。同社はフィッシング事業も営んでおり、プロのアドバイザーも多い。しかし、ゴルフではプロ契約はなく、今回からレッスンプロ武市悦宏と契約して共同開発している。
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「これまでの『PDA』シリーズは、プロのフィードバッグを加味した開発を行ってこなかった。その必要性を感じて、武市プロにプロスタッフとして協力頂けるよう契約した次第です」(同社)
『DERAMAX01』の特長は、フェースターンを意識し感じ取りやすいように、メイン素材に超高弾性カーボンファイバーを採用。それでありながらトルクを絞った中調子というポジションだ。
具体的には、全長に配された2軸織物は、単一方向繊維だけではなしえないフィーリングを醸しだし、縦横に編み込まれたカーボン繊維があらゆる方向の剛性を向上。そこに45度方向に交差させて配列した4方向組布を加えているが、曲げ、捻れ、圧縮への強さ優れた特性を付加したことで、シャフトのしなり戻りが速くエネルギーロスを最小限まで抑制しているという。つまり、スイング中にシャフトの再現性が高く、トーダウンしにくいプロダクトといえるだろう。
シャフトデザインにもこだわった。高輝度なブライトブルーを採用し、武市プロの代名詞である「ツイスト打法」をイメージさせる模様をレイアウト。視覚的にシャフトが短く見える効果で、振り抜きやすさにも注力している。
ここ数年、同社のビジネスは海外市場に注力してきた。今回、ブランドを『DERAMAX』に一新するタイミングで、国内市場の流通再構築にも注力する構えだ。
問い合わせはオリムピックへ、06-4361-3060。