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デサント、主要3ブランドのシーズン計画を発表
デサントは12月上旬、都内オフィス(豊島区)にて「ルコック ゴルフ」「カッター&バック(C&B)」「カルバン・クライン ゴルフ(CK)」及びエキップメントの2014FWコレクション展示受注会を開催。同コレクション発表の前には、直前の2013年FW(11月末まで)主要チェーン店売上げ(金額ベース)の業況説明があった。
まずは「ルコック ゴルフ」から。同ブランドの2013FWシーズンだが、レディスに関しては、ワンピースなど各種アイテムが牽引し、前年同期比108%を記録。しかし、メンズ商材、特にボトムスが苦戦し、全体では97%という結果に終わった。
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一方、メンズモデルのみで展開する「C&B」は、同100%と横ばいで推移。天候要因もあり、アウター関連は動き出しが鈍かったが、長袖シャツやニットベストが好調に推移したという。
そして、2011FWからスタートし、6シーズン目に突入する「CK」は、数値の公表はなかったものの、国内展開店舗数の推移を発表。2013FWではすでに約310店舗で展開しており、ゴルフブランドとしての認知度も向上。2014FWでは40店舗増の約350店舗での展開を予定しているそうで、今後さらに認知度が上がりそうだ。
ちなみに、「ルコック ゴルフ」2014FWの強化ポイントは、1.コレクション全体の活性化、2.メンズボトムスの再強化、3.店頭支援の充実を挙げ、店頭売上を前年比103%で計画。注目は、新スタイル「Play Walkar Style(プレイウォーカースタイル)」で、新しいシルエットのストレッチパンツを提案。また、同シーズンよりアジアコレクションを展開。カラフルなテイストを採用し、さらなるブランド認知度向上を狙う。
続いて「C&B」の強化ポイントは、1.付加価値向上による単品力強化、2.話題性のある商品提案、3.店頭販促の支援強化を列挙。店頭売上を同105%で計画。なかでも、米国アウトドアブランド『WOOLRICH(ウールリッチ)』とのコラボレーションは注目で、アメリカンカジュアルを代表するバッファローチェックを随所に施したアイテムを打ち出していくという。店頭MDでは、レジメンタル柄をキーに、ブランドイメージを訴求。アイビーテイストを売り場でもしっかりとアピールしていく方向だ。
そして、「CK」は、1.カッティングにこだわったアイテムの提案、2.アウター&ボトムスを強化アイテムとしたスタイル提案、3.アクセサリーの店秋強化という3つを強化ポイントとして挙げ、2014FWシーズンに臨む。カラーとしては、イエロー、ライム、ブルーを基調とし、グラフィック、柄のバリエーションに加え、ワイヤー入りシャツやミドラーのバリエーションでブランドイメージを表現。前身・後身異素材づかいの"二面性"を打ち出したアウターやパンツで新鮮なスタイリングを提案する。注目はウィメンズの美バストカッティング「SCULPT CUT(スカルプトカット)」で、まるで削り出したような立体的なデザインをバスト部分に採用。着たときのシルエット美を追求したという。
最後にエキップメントは、マーケット全体が厳しい状況であるものの、ポーチなどの小物アイテムのバリエーション拡大で売上伸長。前年同期比103%で推移したという。また、2014FWの強化ポイントとして、1.秋冬シーズンでの独自性のあるキャディバッグ商材の展開、2.アクセサリーの展開強化、3.G‐assist(ジーアシスト)の新規商材の提案を挙げ、前年比103%を狙う。