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劇的にクラブ性能が変わるスライドショー

約10年前にドライバーに可変重量を採用しここ数年のゴルフ用品界を牽引しているテーラーメイドが、さらに進化したドライバーを世に送り出す。2004年に4つのアジャスタブル・ウェイト・スクリューで6つのセッティングが可能のr7 クワッドをリリースした同社は、SLDRドライバーを発表。ソールにあるスロットに埋め込まれた20グラムのウェイトで21ポジションの弾道調整が可能だ。ウェイトをヒール側に動かすとスライスを抑制し、トゥ側に動かすとフックを軽減。12ポジションに設定できるホーゼルのロフト調整機能と組み合わせることで252通りのセッティングを実現する。

しかし、同社はSLDRの可変重量機能の利点はその設置箇所にあるという。ヘッド後方ではなく、フェース寄りにスロットを配したことで重心がより浅・前方へ移動。同社のチーフテクニカルオフィサーのベノイト・ビンセントは「重心を前にそして低くすることは長年の目標だった。こいうすることでボール速度が上がり、打ち出し角が最適化される」とコメントし、重心が低く前方に移動することで高打ち出し角・低スピンを実現するフェースの面積が増え、ロフトの大きなドライバーでも余分なスピンをかけないようにできると指摘している。

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最近は白ヘッドのドライバーを発売してきたテーラーメイドだが、このSLDRはフェースがシルバーで、ヘッド全体はチャコールグレーが主体となっている(400ドル、ロフト角:8度、9.5度、10.5度、12度、シャフト:フジクラスピーダー<57グラム>)。

(※本企画は米国ゴルフダイジェスト誌、2013年9月号の一部を翻訳したもの)

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