アベレージでも扱えるロイコレSFD 試打会レポート
11月16日、東京都江東区にあるメトログリーン東陽町ゴルフ練習場にて「ロイヤルコレクション SFDシリーズ」の試打会が行われた。
ロイヤルコレクションといえば、「中・上級者向け」「フェアウェイウッドを作るのが上手い」といったイメージがあるが、今回の『SFDシリーズ』は、アベレージからアスリートゴルファーまで、幅広い層をターゲットにしている。
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■ロイヤルコレクション SFD ドライバー
ヘッド体積は450cc。構えてみると、違和感のないストレートフェースなので、ターゲットに対して自然に構えることができる。特殊肉厚フェースを採用することでミスヒットに強くなっているのも特長。実際に打ってみると、同社の他のモデルに比べれば、ほどよくつかまり、ボールも上がりやすく仕上がっている。初速も出るので飛距離性能も高そうだ。
また、シャフトはUSTマミヤと共同開発したオリジナルシャフト「ATTAS RC W55」を採用。スムーズなしなりを得られ、振り抜きがいい。カスタムシャフトではグラファイトデザイン「ツアーAD GT」が用意されている。パワーがあるアスリートゴルファーには、こちらの方がしっかり叩いていけるだろう。
価格は「ATTAS RC W55」が54,600円、「ツアーAD GT」が77,700円。2012年12月14日に発売される。
■ロイヤルコレクション SFD チタン FW、SFD FW
同社初となるフルチタンのヘッド「SFD チタン FW」と、ステンレス素材のヘッド「SFD FW」がラインナップ。チタンヘッドは、インパクト時のフェースがボールにくいつく感触がえられ、打球音も飛距離が出そうな心地よいサウンドが得られる。ヘッドを大きく作れるため、ボールも上がりやすく仕上がった。性能を考え3番と5番のみでの展開となる。
一方のステンレス素材のは、チタンヘッドに比べて0.5度オープンフェースにすることで、ボールを叩きやすくなっている。
ドライバーと同様に2種類のシャフトバリエーションが用意されている。価格は価格は「ATTAS RC W55」が32,550円、「ツアーAD GT」が55,650円。
■ロイヤルコレクション SFD ユーティリティウッド
狙った方向に構えやすく、安心感のあるヘッド形状。ソールの接地面積を小さくし、振り抜きの良さを演出している。ロフトは2.5度刻みで、U2(18度)、U3(20.5度)、U4(23度)、U5(25.5度)が用意されているので、ロングアイアンの代わりにチョイスしたい一品だ。
価格はカーボン素材の「ATTAS RC h55」が29,400円。軽量スチールの「NS PRO 950GH UT」は27,300円。