宮城裕治氏、設計・監修の『ヨネックス EZONE TOUR ウェッジ』
ヨネックスは9月29日、軟鉄鍛造ウエッジ『EZONE TOUR ウェッジ』(2万6250円)を発売する。設計・監修は、多くのツアープロのクラブ設計を手掛け、数々のヒット商品を生み出してきたクラブデザイナー宮城裕治氏によるもの。
同製品は、精密な加工技術によって溝の形状(太さ)を広げたことに加え、溝と溝との間隔をルール内限界まで狭めたことが特徴的。これにより、打球点の溝の本数が増え、フルショットはもちろんアプローチでも高いスピン性能を発揮することができるという。
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ソール部分は、ヒール側やソール後方を削ぎ落とした形状を採用。構えた時、あらゆるライでもヘッドの座りがよく、ハイバウンスながらローバウンスのような抜けの良さとフェースの開きやすさを実現。
また、バンカーショットやラフからのアプローチでは、ハイバウンスならではのソールを活かした安定したショットを可能にしている点も、宮城氏のこだわりを感じる仕様といえるだろう。
同モデルはすでに、同社契約プロの石川遼、若林舞衣子が使用しているとのこと。ロフトバリエーションは52度、58度の2種類。シャフトには、ツアープロも使用する『DGツアーイシュー』を採用している点もファンには嬉しいポイント。注目が集まる商材になりそうだ。
【宮城裕治氏プロフィール】
1962年8月30日生まれ。メーカー勤務時代にツアープロ用のクラブ開発に携わり、2006年に独立し、クールデザインを創設。これまでにもクラブメーカーのウェッジ開発を手掛け、ヒット商品を生み出してきた日本を代表するクラブデザイナー。ヨネックスと宮城氏は、2010年にクラブアドバイザリー契約を交わし、以降、同社クラブ開発へのアドバイスと契約プロへのサポートを中心に活動中。
問い合わせはヨネックスへ、03-3833-3526。