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レガシー・ブラック、トップ奪取の背景

9月17日に発売されたキャロウェイゴルフの『LEGACY BLACK(レガシー・ブラック)』シリーズのドライバー(画像)、フェアウェイウッド、アイアンが発売後わずか2日間で店頭販売シェアでNO.1(※)を奪取した。

同シリーズの前評判は高く、主要ゴルフショップも"今秋の一押しモデル"と位置づけていた。

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「モノとしての所有感の高さが秀逸です。カラーリングやデザインがきれいなことに加えて、機能面もやさし過ぎず難しすぎずと、いいところに落とし込んでいます」(ヴィクトリアゴルフ新宿店の小倉聖チーフ)

また、コトブキゴルフワールド館の岡崎和彦フロア長も、「すごくバランスの取れたモデルなので中上級者だけではなく、これからゴルフを本格的に始める初心者にも推奨していきたいと思っています」と語っていた。

発売直後にトップシェアを確保した背景には、主要ゴルフショップから強いお墨付きを得ていたことが大きな要因。流通段階で製品の理解度を高めたB2B戦略が奏功したといえるだろう。

その一方、B2Cにも注力した。発売前に練習場とタイアップした試打会を積極的に実施、エンドユーザーに製品を体感してもらい取扱店への誘客も促進させた。トップダウンとボトムアップを上手く融合させたプレイベントの効果が発揮されたわけだ。

キャロウェイゴルフは2012年、創業30周年を迎える。様々な施策でアニバーサリーイヤーを盛り上げることが予想されるが、『レガシー・ブラック』がその火付け役となりそうな気配が漂い始めた。

(※)GFKライフスタイルトラッキングジャパンが全国有力販売店において収集した実績に基づく(9月12~同18日の1週間、ドライバー、フェアウェイウッド、アイアンの販売金額NO.1)



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