アシュワース2012SS、アフターゴルフを強化
テーラーメイドゴルフは『アシュワース2012SSコレクション』受注展示会で、日本先行のニューライン「ASHWORTH Black Label」を発表。布帛のジャケットやシャツなど、大人の洗練されたラインという位置づけで、アフターゴルフの強化により、セレクト・コンセプトショップの販路拡大を目指す。
国内展開におけるアシュワースはGOLFとLIFE/STYLEという2つのコンセプトに基づいている。ゴルフプレーに必要なアパレルやバッグ、アクセサリーに加え、ライフスタイルのなかでも使用可能なスポーティで汎用性の高い商品を展開しているのが特徴的。
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2011年からはウィメンズライン、フットウェアも加わり、今SSを通じ、オンコースからオフコースまで幅広いゴルファーに向けてサポートする方針だ。店舗展開は現在70店。うち直営店は、東京(銀座)、大阪(6月OP)の2店舗だが、今期中に名古屋、福岡に設置する矢継ぎ早で、西日本から火をつけようという意図も伺える。
アシュワースは元来、グリーングラス主体(米国)のブランドという位置づけで日本とはまさに対極。土田祐三シニアバイスブレジデントによれば、
「アシュワースは10年後、国内ビジネスで100億円を目指しています。米国とは気候や立地も違いますし、規制概念を取り払わないと、血の通ったビジネスは難しいでしょう。モノ作り、素材に拘ったのがブラックラベルで、ここが生命線になる。下期はトータル70店舗展開が決まっており、現在ブラックラベルは10店舗ですが、今展示会では、有名セレクトショップからの引き合いも来ており、30店舗まで拡大できれば・・・。まぁ、三男のアシュワースは長男(テーラーメイド)、次男(aG)がしっかりしているから、じっくりやらせてもらいます」
と、アディダスゴルフを日本市場で成功させた人物だけに自信を覗かせる。