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【WORLD】うねるパワー!今こそドライバーとあなたのゴルフを再生する時だ

ドライバーの進化は止まったと思われていた・・・

ゴルフ界は、過去13年間で7回もドライバーを規制する規則を作っている。フェースの反発係数、シャフトの長さ、クラブヘッド容量などなど・・・。ティーの高ささえ規制しているのだ。しかしネイザン・モリスは、ゴルファーへのフィッティングを続けニュードライバーを紹介している。モリスは規制などにうろたえたりしないのだ。事実、コロラド州デンバーにあるモリスのGOLF TECの施設に4、5年落ちのドライバーとともにやって来る人すべてが、飛距離を15ヤードは延ばしており、確率は「現在では約90%」とモリスは言う。

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飛距離アップの方法はハーモニック・コンバージェンス(調和の収束)と呼ばれるフィッティングテクノロジーと、もう一つ、プレーヤーの自信だ。統計からも、飛距離アップの可能性は充分に感じられる。今年6月初めまでのPGAツアー平均ドライビングディスタンスは、去年の同時期に比べて4ヤード以上伸び、287.3ヤードとなっている。このペースで行けば、ツアー平均ドライビングディスタンスは、年末までに史上初めて290ヤードを超えるだろう。下部ツアーのネイションワイド、欧州、LPGAの各ツアーでも同じような傾向がある。

ドライバーは、規制にもかかわらず明らかに甦ったのだ。この数値(ツアーにおける平均4ヤード以上の飛距離アップ)が、相対的に小さいとか、アベレージゴルファーでは、バッバ・ワトソンカミロ・ビジェガスのように若くて強くなっても、そうはならないと反論する人もいるだろう。だが、ドライバーのテクノロジーによって、我々は(ツアープレーヤーという)最高のゴルファーたちの飛距離アップという成果を得たことは紛れもない事実である。

またその一方で、米国ベストクラブフィッター100に名を連ねているモリスのようなフィッターはみな、アベレージゴルファーたちの飛距離も伸びていると評価している。モリスがフィッティングをしていない、発売4、5年目のドライバーを使ったアベレージゴルファーの飛距離はどうなっているのか?実は最低でも10ヤード、多ければ50ヤードは距離を延ばしている。クラブフィッターたちを興奮させ、その背中を押したのは、クラブの進化がすべてゴルファーにヘッドスピードを上げさせ、さらにより正確に芯でボールを捉えることを簡単にしたことだ。この結果を見ると、物理学以上にプレーヤーの“自信”というものが効果的だということもわかる。

「モニターに新しいドライバーを打ってもらうと、試打を重ねるうちに彼らのヘッドスピードが上がっていくというのが、我々の発見の一つだ」とキャロウェイのR&Dシニアバイスプレジデント、アラン・ホックネルは言う。「ツアープレーヤーでもアベレージゴルファーでもその傾向は見られる。つまり、プレーヤーというのは、ひとたび(良い)結果を見れば、さらにハードにスイングできるということがよくわかる」。

今日のドライバーは、数年前のそれに比べてほんの少しだが芯を外して打っても、芯でボールを捉えた時と同じくらい(効果的に)ボールを飛ばすことができる。では、なぜより効率的にボールを飛ばすことができるのだろうか。自分に合ったドライバーを使っていると認識することにより、ゴルファーはポジティブな結果を出してもいる。クラブデザイナーには理解しがたいことではあるが、ツアーに詳しい関係者は、「自信というのは計りしれないものなんだ」と話している。

テーラーメイドのR11やタイトリストの910そしてナイキのVR Proのようなアジャストできる新ドライバーを手にしたときのツアープレーヤーたちは、特にスイッチが入ったように、完璧な結果を出しているのだ。「フェースアングルがアジャストできるようになり、俗に言うクラブの顔がいい、つまり構えやすいというだけの理由でも飛距離を延ばすことができるようになった」とテーラーメイドのメタルウッド制作部門ディレクターのトム・オルサブスキーも話している。

そして、「我々はさまざまなモデルのプレーヤーを比較したが、統計として(プレーヤーの)タイプの違いは重要ではなく、フィッティングさえすれば、12ヤードは飛距離を伸ばすという結果が出た。心理的なことやフィッティングの結果だとわかってはいるが、それらを数字で測るのは難しい」と続けた。・・・

記事提供元:GDO style Book WORLD



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