つかまりの良い中・上級者向けクラブ「キャロウェイ レガシーブラック」
2011年7月11日、白金台にあるキャロウェイゴルフ本社にて、新製品の記者発表会が行われた。今回発表されたモデルは2008年のリリース以来、アベレージ層から支持の高い「レガシー」シリーズ。より幅広い層をターゲットにするため、中・上級者に向けた「ブラック」シリーズが誕生した。以前同モデルには「TOUR」シリーズが存在したが、上級者のイメージが強く、向上志向の高い中級者にもぜひ使ってもらいたいとの狙いがあり、今回のネーミングにしたとのこと。発売は2011年9月中旬を予定している。
レガシー ブラックは、ドライバー、フェアウェイウッド、ユーティリティ、アイアンとフルラインナップ。ドライバーはヘッド体積440ccと、構えやすさを意識した今流行りのコンパクトな形状をしており、インパクトでフェースに乗っかり押し込んで打って行ける。オリジナルシャフト「SPEED METALIX」は、手元・先端側の剛性感を高めた、しっかりしたシャフトを採用。カスタムシャフトには、かつてトーナメントで一世を風靡した「グラファイト ツアーAD I-65」を継承した「ツアーAD I-65C」がラインナップされており、大型ヘッドに合わせて再設計されている。
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一方、名工ロジャー・クリーブランドが設計した軟鉄鍛造キャビティアイアンは、ソール部分をアンダーカットした2ピース構造。同社契約プロの甲田良美は「こういう小さな大きさのアイアンが欲しかった。小さいけれどボールが上がるし、コントロールもできる」と、中・上級者が好む形状で、やさしさが備わった理想的なアイアンとのこと。
また、発表会には同社契約のドラコンプロである南出仁寛(みなみで・きみひろ)が参加。デモンストレーションでは、2011年6月25日に行われたドラコン大会で日本タイとなる415ヤードを記録した実力を、新製品とともに披露してくれた。