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セイコー、ゴルフ用品事業を譲渡

セイコースポーツライフ(SSL)はこのたび、『S-YARD』ブランドで展開しているゴルフ用品事業をダイレクトリンク(DL)に譲渡した。SSLはゴルフ用品の企画、開発、販売業務を5月11日付でDLに譲渡し、6月1日からDLの100%子会社であるエスヤード株式会社で『S-YARD』ブランドのゴルフクラブの企画、開発、販売を開始する。

セイコーは1993年より『S-YARD』ブランドのゴルフクラブを中心に、ゴルフ用品の販売を展開。同ブランドのゴルフクラブは、軽金属のチタン素材を使用し、当時の常識を破る大型ヘッドとそれに合わせた軽量・長尺シャフトを採用することで、飛距離性能の向上を実現。アマチュアゴルファーの力になれる、使いやすく実践的なゴルフクラブとして、国内外と幅広いゴルファーから人気を集めた。

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一方、今年5月に設立4年目を迎えたDLは、3年で中国市場において有数のゴルフ用品販売会社に成長。現在は中国以外の市場開拓に向けて事業拡大に取り組んでいる。

今回の事業譲渡により、SSLはスポーツウォッチや健康サポート商品等、グループシナジーが活かせる事業へとリソースの集中を行い、より効率的な事業運営を通じて収益力強化を目指すもの。また、DLは、成長が見込まれる中国市場での高価格帯商品のマーケットシェア拡大と、日本・アジアをはじめとしたゴルフ市場への本格参入を図ることで、さらなる売上げ拡大を目指すという。新会社であるエスヤード株式会社の概要は以下の通り。

社名:エスヤード株式会社
代表取締役:徐 小遠(ジョ・ショウエン)
本社:東京都文京区西片1丁目17番8号 KSビル8階
設立:2011年5月6日
主な事業内容:ゴルフ用品の企画、開発、販売



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