プロ&歌手のタイアップチャリティー
2011/04/25 18:00
高橋勝成プロは5月1日、千歳アウトレットモール・レラ アトリウム(北海道千歳市)で「東日本大震災チャリティートークショー」を行う。「ペガサスの朝」などのヒットソングをもつ歌手の五十嵐浩晃とトークショー&ミニコンサートを企画するもので、収益金は日本赤十字社を通じて被災地へ寄贈される。
ふたりは共に北海道出身で、主催はヤマイチエンタープライズと高橋勝成プロゴルフショップ(kats Club)。高橋と用具使用契約を結ぶ本間ゴルフもドライバー3本、キャディバッグ2点をチャリティーグッズとして出品し、オークションで義援金に換える。本間ゴルフは、「当社は今回、協賛企業の立場ですが、契約プロ17名も個々にチャリティーを行っており、今後、彼らの復興支援活動には何らかの形でのサポートを検討していきます」
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多くのプロゴルファーは支援活動に意欲的だが、その露出度は高くない。ひとつには、それぞれ個人事業主なためチームスポーツと比べて組織力をもたないことがある。本間ゴルフでは、「メディアからの問い合わせもあるため、当社契約プロの支援活動は調査してまとめていますが、基本的には個々の活動だからホンマから発信するスジではありません。とはいえ、できることはしていきたい。高橋プロのチャリティーイベントも、当社からのプレスリリースでメディア各社に配信しました」――。メーカーには広報機能が備わっており、組織力を活かしたバックアップも視野に入れる。
当日は午前11時の開場で、「ワンコイン義援金」(500円以上にTシャツをプレゼント)やチャリティーオークション、トークショー、ワンポイントレッスン、ミニコンサートで6時間の長丁場。プロゴルファーだけではイベント内容も片寄りがちだが、歌手とのタイアップで中身に幅をもたせる。