ヤマハ、インプレスがモデルチェンジ!強弾道でさらなる飛距離
先日都内某所で、ヤマハ株式会社が2011年モデルの「インプレスX シリーズ」を発表した。今回のドライバーは、飛距離性能をさらに向上させるため、クラウンの内側を網目状リブにした「パワーケミカルミーリングクラウン」を採用。フェース上部がたわむことにより、フェース面が上向きスピン量を軽減させる効果があるとのこと。
記者会見場には、同社契約プロの谷口徹、藤田寛之が駆けつけ、二人とも「ボール初速が速く、強弾道で飛ぶ」と、最新ドライバーの感想を語ってくれた。
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■2011年モデル「インプレスX ドライバー」は4モデル
幅広いゴルファーに応えるため、「インプレスX V425 ツアーモデル」、「インプレスX V440 パワーレングス」、「インプレスX D445 パワーフォワード」、「インプレスX D460 パワードロー」の4モデルがラインナップ。
クラウン部分のたわみを利用して飛ばす「パワーケミカルミーリングクラウン」のほか、反発エリアに関しては、「Vシリーズ」は上下方向に、「Dシリーズ」はヒール下部からトウ上部方向に有効打点エリアを拡大して、平均飛距離のアップを狙っている。
シャフトは、インパクト時にアッパーブローに修正してくれるヤマハ独自で開発した「オービット」赤と青の2タイプのほか、カスタムシャフトとして、三菱レイヨン「ディアマナ アヒナ」、グラファイトデザイン「ツアーAD LV-6」が選べる。発売日は2010年11月27日を予定。
■抜けの良さを極めた「インプレスX FW&UT」
フェアウェイウッドは「インプレスX V FW」と「インプレスX D FW」の2種類、ユーティリティは「インプレスX D UT」がリリースされた。前作から採用している抜けの良さをよくする「フリックソール」に加え、船底形状をヒントにしたブレードをトウ&ヒールに配置することにより、直進性がアップした。発売日は2010年12月4日を予定。
■谷口、藤田がそれぞれ監修したアイアンと、スピンのかかるルール適合ウェッジ
藤田が監修している「インプレスX Vフォージド ツアーモデル」は、ヘッド・ソールの削り方にこだわり、構えた印象、ソールの抜け具合、打感にこだわった限定モデル。一方、谷口が監修した「インプレスX Vフォージド」は、ロングアイアンでの方向性、ミドル・ショートアイアンでの打感を重視した。
そのほか「インプレスX フォージドウェッジ」は、軟鉄鍛造でトップブレードを厚くすることで重心を高くし、スピンをかけやすくしたモデルになっている。発売日はアイアン、ウェッジとも2010年11月27日を予定。