テーラーメイドがアイアンの“コンボ”をさらに充実 「P7CB」「P770」が9月発売
テーラーメイドゴルフ(本社・東京都江東区)は、PGAツアープロが求める形状と打感を実現するアイアン「P」シリーズから、シャープさと寛容性を両立させたキャビティバック「P7CB アイアン」と、フィーリングを向上させた4代目「P770 アイアン」を9月6日に同時発売する。
両モデルともヘッド内部を番手別に設計し、各番手に求められるスピン量と弾道を追求。どちらも1本からのオーダーに対応し、既存の「P790 アイアン」「P7MB アイアン」も合わせてモデル間での“コンボ”のバリエーションが拡大。プレースタイルに合わせて足りない性能を補完することで、番手ごとに必要とされる操作性や安定性、飛距離性能を十分に発揮できるシリーズに昇華させた。
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同シリーズでは、過去にマッスルキャビティ「P7MC」として、シャープなデザインとキャビティ構造ならではの寛容性の高さを備えたモデルを展開してきたが、キャビティバック「P7CB」のネーミングは今作が初めて。ソール中央部からくり抜いて生まれた空間に軽量素材(セラミックコア)と最大11gのタングステンウエートを番手別に細かく内蔵することで、各番手に最適な重心位置を実現させた。
一方の「P770」では、軟鉄中空構造のヘッド内部を同社独自の番手別設計「FLTD・CG デザイン」を採用。前作では7番まで搭載していたタングステンウエートを8番まで搭載することで、さらなる番手間の均一性を目指した。クロモリ鋼を使用したL型のフォージドフェースと番手別にスイートエリアをコントロールするICT(インバーテッドコーンテクノロジー)との組み合わせにより、ミスヒット時における弾道のバラつきも軽減してくれるという。
ロフト角はどちらも7番で33度。標準シャフトは「ダイナミックゴールド MID 115(S200)」と「NSプロ モーダス3 ツアー105(S)」から選択可能。税込価格は「P7CB」が5本セット(6番~PW)14万8500円、単品2万9700円。「P770」が5本セット(6番~PW)15万9500円、単品3万1900円。問い合わせはテーラーメイドゴルフ カスタマーサービスコール(0570-019-079)まで。