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2019年 マスターズ
期間:04/11〜04/14 オーガスタナショナルGC(ジョージア州)

モリナリのウッズとの接点 “最終日最終組の記憶”から22年

◇メジャー第1戦◇マスターズ 3日目(13日)◇オーガスタナショナルGC(ジョージア州)7475yd(パー72)

タイガー・ウッズが初めてメジャー優勝を遂げた1997年の「マスターズ」。当時21歳のスターが新しい時代の幕開けを予感させたとき、フランチェスコ・モリナリ(イタリア)はテレビの前にいた。最終日のスタート前、すでに9打差をつけられて同じ最終組を回ったのは、母国の英雄コンスタンティノ・ロッカだった。

「正直なことを言うと、最後まで起きていたかは覚えていないんだ。だって、結末は分かっていたからね」。いまも記録に残る大会最少ストローク「270」(通算18アンダー)、2位のトム・カイトに結局12打差をつける圧勝。他の出来事の記憶は、多くの人の頭で埋没しているかもしれない。それでも、あの時まだ14歳だった少年は「コンスタンンティノが最終組で彼とプレーしていることが誇らしかった」という。

英米に比べ、ゴルフが盛んでないイタリア出身で欧州ツアー5勝を飾ったロッカは、モリナリにとって憧れの存在といえた。「僕の偉大なモデルだし、モチベーションになっていた。まだプロになる前、17歳か18歳の頃に会えたことは幸運だった。ツアーでも何度も声をかけて、サポートしてくれたんだ」と振り返る。

モリナリは長く欧州ツアーを主戦場としてきたが、以降ウッズとの接点はそれにとどまらなかった。2004年のプロ転向後は実兄エドアルドとの兄弟ゴルファーとして注目された。初めてオーガスタの地を踏んだのは06年。ただし、選手としてではなく、キャディとしてだった。前年の「全米アマチュア選手権」で優勝した兄をサポート。予選ラウンドの同組でプレーしたのが、当時のディフェンディングチャンピオンのウッズだった。

10年の「ライダーカップ」では欧州選抜は勝利を収めたものの、ウッズと対決した個人戦のマッチプレーでは4&3で完敗した。そして18年、「あの時とはメンタルが違う。それは大きな違いだと思う」と成長を重ね、ウッズの財団が運営する7月の米ツアー「クイッケンローンズナショナル」で悲願の米ツアー初勝利。その3週後の「全英オープン」最終日にウッズと同組で優勝を争い、初めてのメジャータイトルを母国にもたらした。

モリナリはウッズを「ゴルフというスポーツの象徴」と表現した。「彼とプレーできるなんて最高だ。僕がイタリア出身だろうが、彼は常に尊敬すべき選手だから」。14日(日)はついに、あの時のテレビの向こうのヒーローとオーガスタでぶつかり合える。

もちろん戦況は複雑だ。「彼だけを気にしていてはいけない。チャンスがある選手たくさんいる。過去に何打リードしていても、それが大きな意味を持たないことを見てきたはず」。5打差以内の11人のうち、6人はメジャーチャンピオンがそろう。悪天候が予想される最終ラウンドは、マスターズ史上初の3サム、2ティでのスタート。トニー・フィナウを交えた最終組でティオフする。(ジョージア州オーガスタ/桂川洋一)

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桂川洋一(かつらがわよういち) プロフィール

1980年生まれ。生まれは岐阜。育ちは兵庫、東京、千葉。2011年にスポーツ新聞社を経てGDO入社。ふくらはぎが太いのは自慢でもなんでもないコンプレックス。出張の毎日ながら旅行用の歯磨き粉を最後まで使った試しがない。ツイッター: @yktrgw

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