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ウェルズファーゴ選手権
期間:05/14~05/17  場所: クエイルホロークラブ(ノースカロライナ州)

ロジャースとトーマス 22歳のライバル関係

同組で回ったパトリック・ロジャース(左) 同組で回ったパトリック・ロジャース(左)とジャスティン・トーマスの2人。マキロイがいなければ優勝もあったかも?

最終日最終組でロリー・マキロイ(北アイルランド)が悠々と、世界ランク1位の貫禄を見せつけて7打差の勝利を飾った「ウェルズファーゴ選手権」。そのマキロイに次いでウェブ・シンプソンと並ぶ2位に入ったのは、主催者推薦で出場したパトリック・ロジャースだった。

「素晴らしい経験だった。僕は22歳だし、これはPGAツアーの試合。これ以上、望めないよ」とロジャース。「この位置でプレーして、ちょっとだけロリーにプレッシャーを掛けられて、本当に楽しかった」と初々しかった。

この日、ロジャースは最終組の3組前で、同じ22歳のジャスティン・トーマスと2サムになった。2人はジュニア時代から同じ舞台でプレーしてきた友達同士。「突然、試合じゃなくなったような感覚だった」とロジャースは言う。「(フロリダにある)ベアーズクラブで遊びのラウンドをしているような気分だった。こんな位置でPGAツアーをプレーするのが夢だったから、本当にクールだったよ!」

スタンフォード大でタイガー・ウッズの記録に並ぶ11勝を挙げたロジャースは、2014年には世界アマチュアランキングで16週間1位に君臨。同年6月にプロ転向し、今年はウェブドットコムツアーを主戦場として、すでに2月にコロンビアで優勝を飾っている。

PGAツアーにはノンメンバーとして出場しているが、今週単独2位以上になればスペシャルテンポラリーメンバーとなって、主催者推薦による出場試合数が7試合から無制限になるチャンスだった。だが、17番でダブルボギー、18番でボギーとして、単独2位から2位タイへ。フェデックスカップの245ポイントを稼いで計314ポイントとしたが、この資格には10ポイント届かなかった。

「もちろん、テンポラリーメンバーになるのは目標だし、ここで毎試合戦うのがさらに大きな目標だ。でも、良いプレーを続けていれば、あとは結果を待つだけだよ」

ロジャースは、すでに次週の「クラウンプラザインビテーショナル」への推薦出場が決まっており、翌週の「AT&T バイロン・ネルソン選手権」にも今週の10位以内の資格で出場可能。さらに「ザ・メモリアルトーナメント」への推薦出場も決まっている。あと10ポイントどころか、ランキング125位以内に入って来年のシード獲得の可能性も低くはない。

その一方で、昨年ウェブドットコムツアーのファイナルシリーズで3位になり、今シーズンをPGAツアーメンバーとして戦っているトーマスは、今季すでに711ポイントを稼いでランキング36位につけている。「今回は、彼の方に自慢する権利があるけど、それはうれしいことじゃない。次に一緒に回ったときはお返ししてやるよ」。今大会を7位タイで終えたトーマスは、そう悔しがった。

やはり持つべきものはライバルか。ロジャースは1992年6月生まれで、トーマスは93年4月生まれ。ロジャースの方が年上だが、ここまでの実績ではトーマスが一歩リード。とはいえ、93年7月生まれのジョーダン・スピースは、その数段先を行っている。追いつけ、追い越せ精神は、何よりの成長促進剤だ。(ノースカロライナ州シャーロット/今岡涼太)

今岡涼太(いまおかりょうた)
1973年生まれ、射手座、O型。スポーツポータルサイトを運営していたIT会社勤務時代の05年からゴルフ取材を開始。06年6月にGDOへ転職。以来、国内男女、海外ツアーなどを広く取材。アマチュア視点を忘れないよう自身のプレーはほどほどに。目標は最年長エイジシュート。。ツイッター: @rimaoka

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