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2020年 全米女子オープン
期間:12/10〜12/14 場所:チャンピオンズGC(テキサス州)

「全米女子オープン」のPCR検査 鼻綿棒の激痛説はいかに?

2020/12/10 15:15

ゴルフトーナメントの現場を取材する上でPCR検査を受ける機会は多い。今年、日本ツアーではその多くが唾液によるものだった。先駆けて再開した米男女ツアーでも、もちろん事前の検査が徹底されているのだが…。

過去最多となる日本勢19人が出場の女子メジャー「全米女子オープン」(10日~/テキサス州チャンピオンGC)取材のため現地入りした。同大会では開幕前の週末からオフィシャルホテルに指定されている「スプリングヒル マリオットホテル」の1階で検査が実施されていた。結果が出るまで24時間以上。陰性証明が出なければコースへの入場は禁じられる。

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検査会場の受付で大会を主催する全米ゴルフ協会(USGA)や全米女子プロゴルフ協会(LPGA)のスタッフに促されて、用具を受け取って別室に入った。そこには綿棒が準備され、案内にはイラストで鼻の穴に綿棒を入れて粘液を採取する様子が描かれていた。「あれっ」。すっかり唾液による検査と思い込んでいたためとまどった。手伝ってくれた女性スタッフから「リラックス、リラックス」と言われてしまう始末。ここは受け入れるしかない。

インフルエンザの検査で鼻に綿棒を突っ込まれたことはある。が、それ以来だ。女性スタッフが業を煮やしたのか、「まったく痛くないわよ」と言われた。たしかに、深く突っ込まれることもなく、痛みはほぼゼロ。鼻のムズムズ感は若干残ったが、20分程度でなくなった。とはいえ、結果が翌朝に通知されるまで不安いっぱい。ホテルで緊張の時間を過ごした。

ツアー関係者によると、7月の再開当初は唾液による検査がメインだったが、検査精度がより高い綿棒による検査での体制が整ってきたため変更されたのだという。夏場のスコットランドでの米ツアー連戦時は涙が出るほど痛かったとも教えてくれた。聞いていたほどの激痛がなかったのは良しとして、それだけコロナ禍が長期化しているのだと実感してもいる。(テキサス州ヒューストン/林洋平)

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