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上田桃子 シーズン0勝への自責と日本人の自覚

「年間10勝」を目標に掲げながら未勝利で今シーズンを終えた上田桃子は、この現実をただ受け止めるしかなかった。国内女子ツアーは、29日まで宮崎カントリークラブで開催された「LPGAツアー選手権リコーカップ」で今季の幕を閉じた。上田は通算3オーバーの11位タイで終えた。

いまは、現実をただ受け止めている。「心技体」。上田はシーズン序盤から、この言葉を繰り返し使ってきた。今季最後となった29日のラウンドは4バーディ、4ボギー。2つ落としたスコアを4つのバーディで巻き返しながら、終盤の2ボギーで失速した。「メンタル、技術、体力のすべてがそろっていないとダメだと改めて痛感したし、きょうのラウンドこそ、この1年を象徴しているようだった」と、振り返った。

今季は30戦に出場したが、3回の2位が最高位で優勝に手は届かなかった。「いままでで一番疲れる1年だった。やりきった中でも、まだまだだと思う部分も見つかった」という。ただ、年初に掲げた目標は高いと感じたと同時に、実現不可能ではないとも知ることができた。賞金女王に輝いたイ・ボミ(韓国)が年間7勝を挙げる中、トップ10に16回入った結果からも、それは想像できる。

それでも競り負け、優勝に届かなかった悔しさはにじむ。「自分の掲げた目標は不可能ではないと感じたけど、それを“今の”自分にできるかどうかをもう一度見直さないといけない」。

一歩引いて振り返ると、今季の国内女子ツアーはメジャー4戦すべてを海外勢にさらわれた。「ワールドレディスサロンパスカップ」がメジャーに昇格した2008年以降では初めてのことだ。上田は「日本人選手だけが活躍していたら切磋琢磨もない。どちらがいいのかは難しいけど、現状を受け止めつつツアーを盛り上げてくれた外国人選手の強さには、敬意を表したい」と話す。

日本人として成績を残すことに人一倍責任感を持って臨んでいたという上田は、こう続けた。「海外から来る選手は『勇気と覚悟』を持って、日本ツアーに出場している。上位にいる外国人選手がそれを強く持って戦っているのを、日本人選手はもっと感じなくちゃいけない」。

米国ツアーに6年間身を置き、壊れそうなくらい苦しんだり、悩んだりした経験があるからこその言葉だろう。

そんな上田にとって雪辱を晴らす絶好の機会となるのが、12月4日から開かれる日韓欧豪の4ツアー対抗戦「THE QUEENS presented by KOWA」だ。上田は日本ツアーのキャプテンに選出されている。昨年は日韓対抗戦「ザ・クイーンズカップ」で敗北し、悔しさから涙を流した。

「来週は、日本人として責任感を問われる1週間になる。その中で良いパフォーマンスができるかが、来年にもつながる」。日本人選手の士気を高め、キャプテンとして一矢報いたいという思いは誰よりも強い。“中堅”を担う今、今季最後の力を振り絞る。(宮崎県宮崎市/糸井順子)

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糸井順子(いといじゅんこ) プロフィール

某自動車メーカーに勤務後、GDOに入社。ニュースグループで約7年間、全国を飛びまわったのち、現在は社内で月金OLを謳歌中。趣味は茶道、華道、料理、ヨガ。特技は巻き髪。チャームポイントは片えくぼ。今年のモットーは、『おしとやかに、丁寧に』。

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