25歳にして結婚を選んだ吉田藍子。精神的な安定は、ゴルフにもプラスになるに違いない

写真のプレーヤーは上野藍子。「んっ？」と思った方は、なかなかの女子プロ通で、実は彼女、去年までは吉田藍子という登録名だった。08年の全米女子オープンに予選会から勝ち上がって出場を果たしたり、06年の新人戦「加賀電子カップ」で優勝するなど、これまでも見せ場を作ってきた。

今月で26歳になったばかりの上野だが、名前が変わったのは入籍というメデタイことがあったから。「彼氏が欲しい」「出会いが無い」という女子プロ達の悲痛な叫びは良く聞くが、こんな幸せなニュースも時には良いだろう。

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他の女子プロ達に代わって(？)、二人の出会った経緯を伺うと、自身が高校2年生の時から教わっているティーチングプロの川西栄子さんからの紹介だという。お相手の男性（会社員）が大阪から吉田の住む香川に転勤となり、たまたま川西さんのゴルフレッスンに通い始めて縁が出来た。

昨年5月に出会い、入籍は12月16日と行動は早かった。「結婚したらゴルフも良くなると思っていたし、向こうから言われたので、受けました」と、吉田は女の子らしく頬を赤らめる。「ゴルフの事も分からないなりに一緒になって考えてくれるし、心強いですね」と、充実した生活ぶりで、吉田も練習後は晩御飯を作るなど、しっかりと家庭生活もこなしている。

2月には大阪で式を挙げ、同じ江連アカデミーの諸見里しのぶや辻村明須香もお祝いに駆けつけたという。「私も26歳までに結婚したい」とマジな諸見里。ゴルフでは吉田を上回る実績を挙げている諸見里だが、この時ばかりは心底羨ましかったに違いない。（編集部：今岡涼太）