2010年 SANKYOレディースオープン
期間:10/08〜10/10 場所:吉井CC(群馬)
桃子、プロアマに選ばれなくても早起き!
国内女子ツアー「SANKYOレディースオープン」の開幕前日、恒例のプロアマ戦が行われたが、そのメンバーの中に上田桃子の名前がなかった。上田だけではない、現在賞金ランキング7位の馬場ゆかりも入っていない。
プロアマは36組となっていたが、その半分は主催の株式会社SANKYOから推薦を受けた18名と、今季優勝を果たしている選手が中心となっていた。
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今大会は昨年までとはコースが異なり、ほとんどの選手が初体験となる。プロアマに出られない選手は大会前日にラウンドをすることができないが、ウェイティング選手として登録された選手は、プロアマの合間に練習ラウンドをすることができる。
この日ウェイティングとなっていたのは、宋ボベ、上原彩子、馬場、斉藤裕子、佐伯三貴、上田(左から優先順位)となり、上田は6番目。火曜日の時点ではウェイティングのそのまたウェイティング1番だったため、古閑美保が欠場していなかったら、ラウンドすらできない状況だった。
「プロアマに出ないのはプロ1年目以来かな」という上田は、ウェイティングとなるのは今回が初めて。前日マネージャーから「明日はコース入りが7時までだよ」と聞かされると「何で?」と驚いた。プロアマのトップスタートが7時30分だったため、その30分前までにコースにいないと、ウェイティングを放棄したとみなされるからだが、そのことを上田は知らなかった。
結局、プロアマをキャンセルする選手は現れなかったため、上田は宋と佐伯の3人で練習ラウンドを行うことができた。普段練習で一緒になることの少ない選手どうしのラウンドに「楽しかった」という上田だが、宋や佐伯のゴルフから何か学ぶものがあったのだろうか。水曜、木曜としっかり2ラウンドをこなした上田が、大会初日にどのようなゴルフを見せるか注目したい。(編集部:本橋英治)